松嶋菜々子、織田裕二と17年ぶり共演！「監査役　野崎修平」で野心家の銀行員に

［映画.com ニュース］　女優の松嶋菜々子が、織田裕二が主演する「連続ドラマW　監査役　野崎修平」に出演することがわかった。2人の共演は、映画「ホワイトアウト（2000）」以来で、17年ぶり。松嶋は、織田扮する銀行の監査役・野崎修平に接触を図る、野心家の銀行員・立川祥子を演じる。

原作・周良貨氏、作画・能田茂氏による経済漫画を、連続ドラマW「沈まぬ太陽」「アキラとあきら」の権野元監督がドラマ化。バブル経済が崩壊し、大規模な金融制度改革“金融ビックバン”に直面した銀行業界を舞台に、正義感あふれる男・野崎が、銀行の不正に挑む姿を描く。

おおぞら銀行地蔵通り支店長である野崎は、人事異動によって監査役に就任し、銀行が抱える「究極の闇」にたどり着く。銀行を変えようと決意した野崎の前に、現おおぞら銀行頭取・京極雅彦（古谷一行）、剛腕の行員・武田真吾（岸谷五朗）、おおぞら銀行初の女性役員を目指す立川祥子（松嶋）らが立ちはだかる。

WOWOWのオリジナルドラマ初出演となる松嶋は、脚本の印象を「WOWOWならではの社会派なストーリーで先々の展開が気になり一気に読み進めました」と明かし、「男社会に必死に食らいついて行く女性初の支店長を力強く演じたいと思います」と意欲を語る。織田との共演については「17年ぶりにまたご一緒できることを楽しみにしています」と期待を寄せている。

一方の織田も、「松嶋さんとは『ホワイトアウト』で共演させていただいているのですが、それも17年前ぐらいで、同じシーンも少なかったので、すごく楽しみです」と共演が待ちきれない様子。「女性初の役員を目指す女性で、原作とは違った雰囲気になると思うので、楽しみにしています」と語っている。

「連続ドラマW　監査役　野崎修平」は、WOWOWで18年1月14日から毎週日曜午後10時放送。全8話。