ケイト・ウィンスレット、新作で実在の報道カメラマン役に
2017年10月15日 10:00

[映画.com ニュース]ケイト・ウィンスレットが、新作で実在の報道カメラマン役を演じることになったとハリウッド・レポーター紙が報じている。
同作は、ファッションモデルからファッションフォトグラファー、従軍記者という異例のキャリアを誇るリー・ミラーの伝記映画。息子アントニー・ペンローズが執筆した手記「The Lives of Lee Miller」を下敷きに、息子の視点で母の姿が描かれるという。ミラーは第二次世界大戦時、VOGUE誌の従軍カメラマンとして活躍し、ロンドン大空襲やナチスの収容所、パリの解放などの写真が大きな話題を集めた。
Hopscotch Featuresのトロイ・ラムとアンドリュー・メイソンが、ウィンスレットとともにプロデューサーを務め、eOneが出資・配給を行う。現時点で監督は未定。
現在ハリウッドでは、戦地に赴いた実在の女性ジャーナリストの伝記映画が複数進行している。シリアで死亡したアメリカの従軍記者メリー・コルビンの伝記「A Private War」がロザムンド・パイク主演、オーストラリアの従軍記者でベトナム戦争中に23日間監禁されたケイト・ウエブの伝記映画「On the Other Side」はキャリー・マリガン主演で準備中だ。
なお、ウィンスレット主演のタイトル未定作品は、2018年のクランクインを目指しているという。
関連ニュース





