早見沙織、「はいからさんが通る」大和和紀氏の原画に感激!
2017年10月11日 12:00

[映画.com ニュース] 大和和紀氏の名作少女漫画をアニメ映画化する「 劇場版 はいからさんが通る 前編 紅緒、花の17歳」で主人公・花村紅緒役を演じる早見沙織が、東京・弥生美術館の「『はいからさんが通る』展 大正・乙女らいふ×大和和紀ワールド!」を訪れ、トークを行った。
同展では「はいからさんが通る」をはじめ、「あさきゆめみし」「ヨコハマ物語」など大和氏の代表作を含めた約200点の原画を展示するとともに、大正から昭和初期にかけての女性文化を紹介するもの。早見は、「いつも手元に置いて読んでいた『はいからさん』の世界が、原画というさらに大きな形で目の前に広がって感動しました」と原画の細やかな筆致と色遣いに感激していた。
進歩的な考えを持った女学生で、のちに出版社に勤務する紅緒を演じる魅力を問われた早見は、「一言発する度に元気になっていく。どんな苦境にあってもめげることなく芯がしっかりあり、自分の道を自分で切り開いていく。大正時代の女性だけではなく、今の時代のみんながあこがれ、共感できるものがある」と説明した。
一足早く完成作を鑑賞した大和氏は、ワーナーブラザースジャパンの松田章男プロデューサーに「演技がとても素晴らしかった。音響、音楽、特に美術が素敵だった」と感想を伝えたそう。また、会場では、大和氏が早見宛てにしたためた手紙が代読された。「登場人物が声優さんの声の力でいきいきと立体的に動いており感動した」という温かな感想に、早見は「うれしいです」と感無量の様子だった。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント