H・ワインスタイン、会長職を解雇!セクハラ騒動にハリウッドから批判噴出
2017年10月10日 16:45

[映画.com ニュース] セクハラ疑惑が浮上している大物プロデューサーのハーベイ・ワインスタインが、弟ボブと共同で会長を務める映画会社ワインスタイン・カンパニーを10月8日(現地時間)付けで解雇された。同社が声明を発表した。
ことの発端は、10月5日に米ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された記事。ワインスタインがアシュレイ・ジャッドやローズ・マッゴーワンら有名女優を含む多数の女性に対し、過去30年以上にわたりセクハラ行為を行ってきたことが綴られており、6日には同社からワインスタインの無期限休職と8人の重役のうち3人が辞職することが発表されていた。
この記事が掲載されて以降、ハリウッドからはワインスタインの素行に関する批判が噴出している。マーク・ラファロは8日、Twitterに「ハーベイ・ワインスタインが行ったことは非常に不快な権力の乱用で、おぞましいこと。いま私たちが見ているのは、このような権力乱用の終わりの始まりであることを願っています」と投稿した。
メリル・ストリープは9日、米ハフィントンポストに対し、「彼は私に対して敬意を払ってくれていましたし、彼が犯した犯罪については知りませんでした」とした上で、「彼の行いは容認できませんが、権力の乱用は珍しいことではないのです」と無念さをにじませる。ワインスタインが製作を務めた「恋におちたシェイクスピア」(1998)でアカデミー賞助演女優賞を獲得したジュディ・デンチは、被害者に同情を示しつつ、「彼が過去20年にわたり私のキャリアを助けてくれたことは間違いないですが、こんな犯罪は完全に知りませんでした。恐ろしいことです」と批難した。
そんななか、ジェシカ・チャステインは、ワインスタインのセクハラ行為について「私は最初から警告を受けていました。この話は有名だったもの。そのことを否定するのは、また同じことが起こる環境を作り出すだけ」と知っていたことを認めるツイートを投稿。ファンから「なぜ最初から公表しなかったの?」と問われると、「公表するかどうかは被害者の決断だからです」と返答し、自らは被害を受けていないことを明言している。
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