“万能死体”の製造法が判明!「スイス・アーミー・マン」メイキング映像独占入手
2017年9月21日 18:00

[映画.com ニュース]「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが死体を演じ、「プリズナーズ」「ルビー・スパークス」で知られるポール・ダノと共演した映画「スイス・アーミー・マン」のメイキング映像が、公開された。
無人島でひとりぼっちだった青年が、死体と共に故郷への帰還を目指すサバイバルアドベンチャー。孤独に耐え切れなくなり命を絶とうとしたハンク(ダノ)は、浜辺に打ち上げられた男性メニー(ラドクリフ)の死体を発見する。死体に浮力と推進力があることが判明すると、ハンクは死体にまたがり、島からの脱出を試みる。ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートの監督コンビ(通称:ダニエルズ)が長編デビューを飾り、第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭では、作品賞と主演男優賞に輝いた。
映像では、カットがかかった瞬間ラドクリフとダノが笑い出すなど、和気あいあいとした撮影風景が収められており、ラドクリフのアパートで型を取ったというメニーの製作風景も収められている。ダニエルズの2人は「僕らは、“お尻の型も取っていいですか?”と聞いたんだ。彼(ラドクリフ)は“えーと、僕のお尻の型を取らせなかったら君たちが誰のお尻を使うのかわからないから、僕のお尻をどうぞ”と言ったんだよ」と爆笑エピソードを明かしている。
映像では、ラドクリフが口に管をつないで水を吹き出すなど、ダノと共に体を張った演技を見せている。ダニエルズは「ダニエル・ラドクリフとポール・ダノは、お互いを地面に放り投げたり相手の口の中にものを突っ込んだりするのがとても上手だったんだよ。最初にダニエル・ラドクリフをクローズアップで撮った場面は、ポール(・ダノ)が棒を持っていって、その先端を彼の口に押し込むものだった。“撮影現場へようこそ! 来てくれてありがとう! では、これをあなたの口に突っ込んでいいですか?”という感じで撮ったんだよ(笑)」と振り返っている。
「スイス・アーミー・マン」は、9月22日から全国公開。
(C)2016 Ironworks Productions, LLC.
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