山田孝之、バットマン変身の秘訣は「声を落としてガサガサにさせるだけ」
2017年9月21日 15:32
[映画.com ニュース]DCエンタテイメントのキャラクターと、日本の低予算Flashアニメ「秘密結社 鷹の爪」がコラボレーションしたアニメ映画「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」の完成報告会見が9月21日、池袋のアヴェニールクラス東京で行われ、声優として参加した山田孝之、知英、プロレスラーのオカダ・カズチカ、ラッパーのDOTAMA、主題歌を担当したロックユニット「GLIM SPANKY」、挿入曲を手がけたKenKen、監督のFROGMANが出席。DOTAMAがラップで作品をアピールしたり、劇中に登場する「週刊文春」の記者・文春くんが「うしろめたいことはありますか?」と突撃取材を敢行するという“鷹の爪”らしいカオスな展開を交えながら、山田らは作品の出来に自信をにじませていた。
「鷹の爪」は監督・脚本・原案をFROGMANが手がけ、人に優しい世界征服を目指す「鷹の爪団」のゆるい活躍を描く人気シリーズ。今作では、ジョーカーやハーレイ・クインらが、鷹の爪団の秘密兵器を奪い、映画製作の資金を稼ごうと計画。鷹の爪団は、ジョーカーたちを追って来たスーパーマンやワンダーウーマンたちと共闘することになるが、事態は思わぬ展開を見せる。足掛け約3年もかかったプロジェクトに臨んだFROGMANは「世界的なコンテンツには、日本のすごい人々をぶち当てるしかないと思った。僕の中では日米決戦。日本のすごい奴らを集めて、アメリカのコンテンツを打倒してやれという勢いだった」と思いの丈を述べていた。
バットマンを演じた山田は「監督と2人きりで1畳程度のブースでアフレコをした」という。「バットマンは基本的に同じテンションなので、それだけだと面白くないんですが、遊べた箇所がある。そこは見どころです」と収録を振り返り、役づくりの秘訣を問われると「とにかく声を落として、ガサガサさせるだけです」とシンプルな回答。一方、ハーレイ・クイン役の知英は「テーマが“予算”になっているので、途中でCMがさりげなく出たりする部分が面白かったです」と“鷹の爪”流のギャグを存分に楽しんだようだ。
お気に入りのシーンを問われた山田は、ネタバレを気にしつつ「某大統領のパートがあるんですが、そこの『中国持ってこい』というセリフが本当に好きですね。やっていて楽しかった。なかなか言える言葉じゃない」と応えた。かなり過激なシーンのように感じるが、FROGMANは「お昼ご飯を中華にしたいから『中国持ってこい』というセリフ(笑)」と補足して「あれをやってもらった時、山田さんはやっぱりすごいなと感じました」と山田の演技力を絶賛していた。
本人役として出演が発表されたオカダは「オカダ・カズチカを演じるために、自分のインタビューをたくさん見て勉強しました。本人だったのであまり意味はなかったんですけど」と風変わりな役づくりを告白。これまでにも声優には挑戦したことはあるようだが「全て本人役だった」ようで、「次はオカダ・カズチカ役ではないものにチャレンジしたいです(笑)」と語っていた。
「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」は、10月21日から全国公開。
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