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オダギリジョー「エルネスト」役づくりの質問に「お酒飲まなくて良かった」

2017年9月20日 07:00

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会見したオダギリジョーと阪本順治監督
会見したオダギリジョーと阪本順治監督

[映画.com ニュース] 日本・キューバ合作映画「エルネスト」の阪本順治監督と主演のオダギリジョーが9月19日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラからファーストネーム「エルネスト」を託された日系ボリビア人・フレディ前村の激動の半生を描く、史実を基にした物語。阪本監督は、企画の成り立ちを問われ「エルネストは、目的を決めた上での真剣という意味。すべては、日本人の血を引いた青年を発見したことから始まった。彼の生き方がエルネストであり、僕らが失った生き方ではないかと思った」と力説した。

キューバとの合作に関しても、「キューバにもあの時代にふれた映画があまりなくて、自分たちの映画としてやりますと言ってくれた」と快諾を受けたことを強調。ゲバラが1959年に広島を訪れ、平和記念公園で献花するシーンを冒頭に入れた意図を聞かれると、「全く関係がなければ単にエピソードをつないだだけだが、核に対する提議ができると思った。構成上は、(キューバ危機)とつながっている」と自信たっぷりに語った。

フレディを演じたオダギリに対しては、主演した「アカルイミライ」(2002)のラストシーンで子どもたちがゲバラのTシャツを着ていたこととのつながりを指摘するマニアックな質問も。これには、「友達にこの作品をやると言ったら、ゲバラをやるのかという人がけっこういた。ひげがのびて髪も汚いこと(役)も多いので、似合うと思う人も少なくないと思う。確かにゲバラのポスターも部屋に張ってあるし、Tシャツも何枚か持っています」とジョークで切り返した。

そして、フレディの役づくりに関する質問に、「この会見の前までお酒を飲まないようにしていて、やっとまじめに答える質問がきて良かった」と安どの表情。「スペイン語のセリフを覚えるだけでハードだったけれど、もっと重要視したのはスペイン語のセリフでの芝居をいかに成立させるか。これは共演した3、4人が何パターンもセリフを言ってもらう名からシーンによって選んでいった。大きな力を貸してもらったことで、フレディ像が明確なものになっていった」と感謝していた。

エルネスト」は、10月6日から全国で公開される。

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