太賀、高校時代に染谷将太と映画を自主製作していたと告白「脚本を一緒に書いたり…」
2017年9月12日 20:47

[映画.com ニュース]早見和真氏の小説を実写映画化した「ポンチョに夜明けの風はらませて」の完成披露イベントが9月12日、東京・新宿武蔵野館で行われ、主演の太賀をはじめ共演の中村蒼、矢本悠馬、メガホンをとった廣原暁監督が舞台挨拶に出席。主人公の高校生・又八を演じた太賀が、俳優・染谷将太とのエピソードを明かした。
処女作「世界グッドモーニング!!」が名だたる巨匠から激賞を受けた、新鋭・廣原監督のロードムービー。モラトリアム中の3人の男子高校生によるハチャメチャな珍道中が描かれるが、太賀は「実際に過ごした自分の青春と、又八のは全然違って。新たな青春を追体験できたようで楽しかった」と笑顔を見せ、「(自身が)高校のころはすでにこの仕事をしていて、半分社会人だった。だから、ブレーキ踏まなきゃいけないことが多かった。又八たちの青春が眩しくて羨ましかった。こういう道があったのかなって」と目を細めた。
一方で、映画の出来栄えに「正直、ホッとしました」と胸をなでおろすと、廣原監督は大笑い。太賀は理由を「又八は明日のことをかえりみず、本能のまま行動している。映画の全体像を考えずに臨んだからですね。出来上がりを見て『いい映画だ』と思った」と明かし、「監督の『前後のシーンは気にせずに』という言葉が指針になりましたし、監督にいろんなことを委ねられてよかったと思います」と最敬礼だ。
クールな仁役・中村は「当初は福岡にいて、高2から東京なので、高校時代をあまり謳歌していない」「友だちも少なかった」とボヤキっぱなしだったが、「できなかった青春を疑似体験できた」としみじみ。心優しきジャンボ役の矢本は「台本を読んで、このキャラはかわいく演じたほうが絶対にいいと思った」と振り返り、「年齢が近いキャストの前で恥ずかしかったですが、引き出しにあるかわいさを極力出しました」とアプローチを説明した。
また、キャスト陣には「実際の高校生活は?」との質問が。矢本が「(強豪の)テニス部でレギュラーに入って、モテていました! 蒼くんとは正反対のイケているグループ」と語ると、中村が「こういう人を見て、良いなあと思っていました」とジェラシーを見せるなど、自身の思い出話に花を咲かせる。太賀は「親友の電話番号の登録名を(大ファンの)『蒼井優』にしていた。不在着信の表示が蒼井優になる! 今でも、父と母の登録名はジョージ・クルーニーとスカーレット・ヨハンソンです」と喜々として話していた。
さらに「高校では部活に入っていなくて。同級生と映画を撮ろうという話になった」と切り出した太賀は、「その相方が、染谷くんでした」と告白。「同じ高校だったので。脚本を一緒に書いたり、(カメラを)回してみたりしましたね。そのまま彼は自分で映画を撮ったりしていますが、僕は見事に挫折しました」と愉快そうに語り、今作には染谷も出演しているだけに「不思議な感覚でした」と感慨深げにつぶやいていた。
「ポンチョに夜明けの風はらませて」は、10月28日から新宿武蔵野館ほかで公開。
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