「ストレンジャー・シングス」女性演出家、スピルバーグ製作会社のSF映画でメガホン
2017年9月8日 21:00
[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督率いるアンブリン・エンタテインメントの新作「インテリジェント・ライフ(原題)」を、「ストレンジャー・シングス」の演出を手がけたレベッカ・トーマスがメガホンをとることになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
同作は、「ジュラシック・ワールド」を手がけたコリン・トレボロウ監督、デレク・コノリーが共同で脚本執筆したオリジナルストーリーで、宇宙を監視する役割を担う国連職員がエイリアンである可能性のある美女と接触するという物語。当初はルピタ・ニョンゴ主演、エバ・デュバーネイ監督で映画化予定だったが、デュバーネイ監督の降板にともない、ニョンゴも企画から離脱していた。
新たに監督に決定したトーマスは、インディペンデント映画「エレクトリック・チルドレン」(2012)でデビュー。現在は、ユニバーサル・ピクチャーズが進める実写版「リトル・マーメイド」や、「きっと、星のせいじゃない。」「ペーパータウン」などの原作を執筆した人気作家ジョン・グリーンの「Looking For Alaska(原題)」の映画化に関わっている注目株だ。また、NetflixのSFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の演出を手がけていることでも知られている。
プロデューサーを務めるフランク・マーシャルとトレボロウ監督は、トーマスの監督就任に関して共同で声明を発表。「レベッカは、初長編映画で誰もが感じる孤立を美しく描くことに成功しました。宇宙における人類の立場を描くこの物語において、彼女がそのテーマをさらに深く追求するのを見るのが楽しみで仕方がありません」。