葵わかな「わろてんか」撮っているのに「絶対に笑わないぞ」その真意は…
2017年9月6日 19:40
[映画.com ニュース] 女優の葵わかなが主演するNHK朝の連続テレビ小説の第97作「わろてんか」の第1週放送分の試写と会見が9月6日、東京・渋谷区の同局で行われた。
吉本興業の創業者・吉本せいさんをモデルにした藤岡てんが主人公。第1週の少女時代は子役の新井美羽が演じ、葵は第6回の最後からの登場となったが「子てんちゃんがかわいくて、笑顔がチャーミング。客観的に見られて、自分自身としてはあまり(新井とは)別人とは思わなかったので良かった。文字(台本)で見るより、にぎやかなドラマになっていました」と安どの表情を浮かべた。
てんが少女の頃に出会い、後に夫となる北村藤吉役の松坂桃李も「ドタバタした笑いの中にも、すごく優しさがある。ほっこりする優しいドラマなので、早く皆さんに届けたい」と手応えありの様子。新井は、「心が温かくなって、すごく面白い。いっぱい笑って、朝から元気になってほしい」と笑顔をはじけさせた。
クランクインから3カ月余りが過ぎ、葵は「日々足りないことを感じ、しっかりしなきゃと感じています。10カ月でどこまで追いつけるか。周りの大人の方々が優しく手を差しのべてくださるので、自分1人だけじゃなく皆で頑張っていければと思う今日この頃です」と意欲。現場も笑いにあふれているそうで、「スケジュールが大変で、疲れる日もありますが、笑いに助けられている部分もあります」と明かした。
だが、「松坂さんが意外に意地悪だということを知りました。バックショットで顔が映っていない時に、ちょいちょいいたずらを仕掛けてくるんです。そんな時は絶対に笑わないぞと思って、松坂さんが自滅する。自業自得です」と暴露。松坂は苦笑いで、「負けず嫌いなんですよね。『わろてんか』を撮っているのに、ですよ。それだけ和気あいあいの空気感をつくりたいんです」と釈明。葵は、「笑ったら、もう1回になっちゃうじゃないですか」とほおを膨らませていた。
「わろてんか」は10月2日スタートで、毎週月~土曜午前8時から放送される。
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