岡田准一、東出昌大に無茶ぶり連発「今、東出スマイルしてる?」
2017年9月5日 23:45
岡田は、登場するなり「東出くんになりたい岡田准一です。よろしくお願いいたします」と言い、“東出いじり”を開始する。東出が「裏でずっと『何かネタないの? 面白いネタないの?』とつめ寄られて……」とこぼすと、すぐさま岡田は「何かないの? 何か欲しいじゃないですか」とリクエスト。「えー! ないよー! ないよー!」と絶叫する東出に対し、さらに岡田は「今、東出スマイルしてる? 東出スマイルってあるんですよ。業界内で有名な。目は笑ってないけど、口だけ笑っているという、サイコパスな(笑)」と無茶ぶりを続ける。東出がしぶしぶ実演すると、場内は大爆笑だった。
映画は、石田三成(岡田)の義を貫いた生きざまを軸に、戦国史上最大の天下分け目の決戦・関ヶ原の戦いを真っ向から描いた。8月26日に封切られた本作は、国内映画ランキングで2週連続首位を獲得。累計観客動員数は96万7000人、興行収入は11億8000万円(9月4日付)を記録した。原田監督の現場での“鬼のような佇まい”とかけて、“鬼ヒット”を目標として掲げてきた岡田は「鬼ヒットの次に修羅ヒットというのがあるので、なんとか修羅までいけたら」と次なる野望を語る。原田監督が「次の現場で修羅になってもいいってこと?」と乗っかると、「監督の修羅は勘弁してもらいたいです。これ以上怒鳴っていると現場はもう……」と苦笑いだった。
イベント中盤には、スペシャルゲストとして石田三成の15代目子孫にあたる石田秀雄さんが登壇。岡田が、役作りについて「原作では『お腹が痛い!』という描写があるので、人間らしい三成を表現をしてきた」と話すと、石田さんは「過敏性腸症候群が15代続いている。私の父も息子も代々。私も昨日そうだったんです。やっと今日は治って、薬で抑えて来た」と腹痛に悩まされていることを告白する。
これを受け、岡田が「お腹が痛いという表現は、台本にはなかったのですが、たまに心の中で『実はお腹が痛いんだ』と思いながら演じていたんです。誰も気づかないだろうなと思ってやっていましたけど、至る所でやっている」と明かすと、石田さんは「感じていましたよ」とニッコリ。岡田は、「感じました!?」と声をあげ、「伝わらないなと思っていたが、一族にいらっしゃった!」と大喜びしていた。
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
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