“本妻”岡田准一と“愛人”キムタクの間で板挟み!?原田眞人監督が苦笑い「完全に二股」
2017年8月21日 16:22

[映画.com ニュース]故司馬遼太郎氏の名著を映画化した「関ヶ原」の大ヒット祈願イベントが8月21日、東京・神田明神で行われ、主演の岡田准一をはじめ共演の平岳大、滝藤賢一、中越典子、メガホンをとった原田眞人監督が出席した。
映画は、石田三成(岡田)の義を貫いた生きざまを軸に、戦国史上最大の天下分け目の決戦・関ヶ原の戦いを真っ向から描いた。神田明神といえば、三成と火花を散らした徳川家康が勝利を祈願した場所。岡田は「家康公が祈願をした場所に、敵役を演じた自分が来るということに縁を感じる。ヒット祈願させていただけることを、嬉しく思っています」と率直な思いを明かす。社殿の前で、写真撮影を行なった際には「神聖な場所」「(徳川家康役の)役所広司さんに、しっかり伝えたいと思います」と語った。
一方の原田監督は、新作「検察側の罪人」の撮影の合間をぬって本イベントに駆けつけたため「本妻の『関ヶ原』と、新しい恋人『検察側の罪人』の間を行ったり来たりしている。完全に二股のメンタリティになっている」「今日もこれから愛人のところに行く」と苦笑い。岡田は「大変ですね」と言葉をかけると、同作は木村拓哉と二宮和也が出演しているため「でも僕の先輩と後輩がお世話になっているから、『また岡田のところに行くのか』と言われているんだろうな」と笑いを誘った。
また花野役の中越は、5月7日に第1子となる男児を出産したばかりで、この日が産後初の公の場となったため「清々しいです。ずっとお腹の中にいた子が、ようやく外に出て、顔も見れて。毎日いろんな感情をもらえるので、前よりも感情が豊かになった」と穏やかな笑みを浮かべる。さらに、「人生における決戦の日」を川柳で発表する場面では「秋の空 我が子と共に いざ合戦」と書かれたパネルを披露。「撮影している時は、安定期に入っていなかったので不安があったのですが、お腹にいる状態なので、ある意味私たちも戦いだった」「でも関ヶ原という戦場に戦いに行くのは胸が高鳴りました」と言い、凛々しい“母の顔”をのぞかせた。
「関ヶ原」は、8月26日から全国公開。
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