ドキュメンタリー「不都合な真実2」第30回東京国際映画祭クロージング作品に!
2017年9月1日 15:00
[映画.com ニュース] 元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題に警鐘を鳴らす長編ドキュメンタリー「不都合な真実2 放置された地球」が、第30回東京国際映画祭(10月25日~11月3日開催)のクロージング作品に決定した。ドキュメンタリー映画が同映画祭の閉幕を飾るのは初となる。
前作「不都合な真実」(2006)は第79回米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞に輝き、07年には環境問題の啓発に貢献したとして、ゴア氏にノーベル平和賞が授与された。それから約10年が経過したが、温暖化問題は根絶されることなく、地球はかつてない危機に瀕している。
今作では、今も世界中で啓蒙活動を続けるゴア氏が、再び世界に“不都合な真実”を突きつける。2020年のオリンピック、パラリンピックの開催を前に、「環境にやさしい大会」「環境都市」の実現を目指す東京で今作が上映されることは、“映画”の枠組みを超えたメモリアルな出来事となる可能性を秘めている。
「不都合な真実2 放置された地球」は、11月17日から劇場公開。なお第30回東京国際映画祭は、10月25日~11月3日に東京・六本木ヒルズほか各所で開催される。