超巨大な長安の都が圧巻!チェン・カイコー×染谷将太「空海」特報が完成
2017年8月24日 04:00
[映画.com ニュース] 巨匠チェン・カイコー監督、染谷将太主演の日中共同製作映画「空海 KU-KAI」の特報映像が、このほどお披露目された。約6年の歳月をかけて、東京ドーム約8個分(36万7000ヘクタール)の土地に再現された超巨大な長安の都が確認できる。
2016年7月31日~17年1月4日の約5カ月に及ぶオール中国ロケを敢行した本作は、ベストセラー作家・夢枕獏氏が執筆した「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(全4巻/角川文庫・徳間文庫)を原作にしたスペクタクル映画。遣唐使としてやってきた若き日の空海(染谷将太)が、詩人の白楽天(ホアン・シュアン)とともに、唐の首都・長安を揺るがす巨大な謎に挑むさまを描く。2人は謎の核心へ迫るなかで、遣唐使・安倍仲麻呂(阿部寛)の足跡をたどることになる。
公開された特報は、総製作費150億円という巨費が投じられた本作の圧倒的スケールが感じられる仕上がりだ。空撮によってとらえられた荘厳な長安の都に加え、常時350人を超えるスタッフで行われたという撮影風景が垣間見える。また、染谷、ホアン・シュアン、阿部、本作の最重要人物である楊貴妃を演じたチャン・ロンロンが、豪華絢爛(けんらん)な衣装を着て、熱演を披露するさまを映し出している。