市村正親「一線を越えている」妻・鳳蘭と「屋根の上のヴァイオリン弾き」に意欲
2017年8月22日 14:45

[映画.com ニュース] 俳優の市村正親が主演するミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の製作発表が8月22日、都内のホテルで行われた。
森繁久彌さん主演の日本初演から今年で50周年の節目となる記念公演。2004年に西田敏行から主人公のテヴィエ役を引き継いだ市村は、「森繁さんがいなかったら、日本では定着していなかった。同時に家族、人権の問題など内容が豊富で作品として素晴らしい。また、僕が持つ若さ、エネルギー、情熱が支えていると自分だけで思っている」と自賛交じりに作品の魅力を語った。
09年からコンビを組んでいる妻ゴールデ役の鳳蘭とは40年来の親交があり、「僕らはもう一線を越えていますので、いいミュージカルがお見せできる」と自信ありげ。「女房のあらゆる部分を兼ね備えているツレさん(鳳の愛称)と一緒だと、任せていれば人生がうまくいくと思わせてくれる。豊満な胸の中で生きるようにやりたい」と全幅の信頼を置いた。
対する鳳も、「私が少ししか怒っていなくても、すごくおびえてくれる。市ちゃんのおかげでかかあ天下が成立している」とあうんの呼応を強調。市川の妻で女優の篠原涼子を交えて食事をすることもあるそうで、「世界中で浮気をしない男を1人挙げるとすれば市ちゃん。涼子ちゃんより素敵な人を探さなきゃいけないわけだから」と明かし、市村を慌てさせた。
娘役の3姉妹に実咲凛音、神田沙也加、唯月ふうか、各々と恋に落ちる青年に入野自由、広瀬友祐、神田恭兵とキャストを一新。3姉妹が劇中曲「マッチメイカー」を披露し、市川は「いいミュージカルだとしみじみ思った。役者みょう利に尽きる、特別な作品。稽古場で0から新しい発見ができそうな気がする」と期待をにじませた。
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」は12月5~29日、東京・日生劇場で上演。年明けから地方巡業に入り、大千秋楽は2月12日の市川の出身地である埼玉・川越公演(ウェスタ川越)。市川は、「満杯にするために、しばらく川越に入り浸って動員に努めたい。最後にスタッフ、キャスト全員に大入りが出せるくらいチケットを売ってきます」と意気込んでいた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス