J・チェン&J・ノックスビル、息ピッタリのバディが「スキップ・トレース」語る
2017年8月21日 12:00

[映画.com ニュース] ジャッキー・チェンが主演、「ジャッカス」シリーズのジョニー・ノックスビルが出演したバディムービー「スキップ・トレース」のインタビュー映像を、映画.comが入手した。初共演で凸凹コンビを組んだチェンとノックスビルが、お互いの印象や撮影の舞台裏、そして映画の見どころを語った。
香港警察の刑事ベニー・チャン(チェン)が、ひょんなことから相性最悪のアメリカ人詐欺師コナー・ワッツと行動をともにしたことをきっかけに、ロシアンマフィアからの逃亡劇を繰り広げる。チェンはノックスビルに対し、「クリス・タッカーとオーウェン・ウィルソンを足したような男だ」と、「ラッシュアワー」「シャンハイ・ヌーン」でタッグを組んだスターを引き合いに称賛する。そしてスタントへの姿勢にも「(代役スタントを準備していたら、彼は『ジャッキー、やらせて』と来た。顔の表情でわかったよ。それで(スタントなしで)バン、バン、バンとやって戻ってくる。『やった』と満足そうな顔。僕は驚いた。そういうことができる俳優は、ごくわずかだ」と褒めちぎった。
一方のノックスビルは、「畏敬の念を抱いているので、ジャッキー・チェンの映画に出ているなんて、これほど幸せなことはない」と目を輝かせる。チェンのアドリブスタントが印象的だったようで、「ジャッキーはいきなりすごいスタントを思いつく。ある日の撮影中に、内モンゴルで座っていたら彼は宙返りできるか聞いてきた。僕は『できないがやってみる』と答えた。気づいたら、僕は手錠をかけられフェンス越しに投げられていた。すごく嬉しかったよ。ジャッキーがそんなことを考えているのに驚くよ」と述べた。
さらに、「ジャッカス」シリーズで命知らずの危険な撮影に挑んできたノックスビルについて、チェンが“クレイジー”だと感じていたことが明らかに。しかしノックスビルは「あなたの方こそって思うよね」といい、「『プロジェクトA』では、あんな落下(高さ25メートルの時計台から落下)もやった。(チェンは)初めて首から落ちた。美しかった」と笑った。息ピッタリの掛け合いを見せる2人の姿から、今作のコンビネーションを活かしたアクションと、コミカルな会話劇に期待が高まるばかりだ。
「スキップ・トレース」は、9月1日から全国で順次公開。
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