芸術の巨塔の最新の舞台裏に迫る、パリ・オペラ座公認ドキュメンタリー予告編
2017年8月16日 17:00

[映画.com ニュース] フランスでは公開1カ月足らずで観客動員11万人を突破し、今までのパリ・オペラ座を描いたドキュメンタリー映画の記録を更新、史上最高の動員記録を打ち立てた「新世紀、パリ・オペラ座」の公開が12月9日に決まった。併せてポスタービジュアルと予告編がお披露目された。
350年以上もの歴史の中で伝統と格式を重んじながらも、常に新しいパフォーマンスを模索し続ける総合芸術の殿堂パリ・オペラ座。オペラ座を描いた名作は数多く存在するが、本作では、華々しい世界の最新の裏側をジャン=ステファヌ・ブロン監督が丁寧に映し出した。
バレエ団芸術監督がミルピエから、エトワールとして長年活躍したオレリー・デュポンに移るオペラ座新時代の波乱の幕開けから始まり、オペラ座史上最大規模の新作オペラ「モーゼとアロン」の1年間にわたるリハーサルや、公演初日直前の主要キャストの突然の降板劇、それに加え職員のストライキ。次々に待ち受ける難題に、オペラ座を索引してきた総裁ステファン・リスナーは苦悩し奔走する。そんな中、ロシアの田舎町から出てきた純朴な青年がパリ・オペラ座のオーディションに現れ、新たなるスターとなるべく光のあたる舞台へと突き進み、オペラ座の新世紀の幕開けを予感させる。世界一の才能が集まり生み出される圧巻のパフォーマンスを紹介する。
予告編では、ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、バルトークの「弦楽四重奏」、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」、そしてベルリオーズの「ファウストの劫罰」など、本編を彩る豪華な楽曲の一部が流れ、苦悩する総裁ステファン・リスナーやバンジャマン・ミルピエとオレリー・デュポンの姿も。そのほか、2017年秋、バイエルン国立歌劇場の日本公演で「タンホイザー」を演出するロメオ・カステルッチ、2017年冬にウィーン交響楽団と共に来日公演を予定しているオペラ座音楽監督でもあるフィリップ・ジョルダン、ロシアの歌姫オルガ・ペレチャッコ=マリオッティ、その歌声で大英帝国勲章を受勲したバリトン歌手ブリン・ターフェルらも映し出され、クラシックファン必見の映像となっている。
「新世紀、パリ・オペラ座」は、12月9日からBunkamuraル・シネマほか全国順次公開。
(C)2017 LFP-Les Films Pelleas - Bande a part Films - France 2 Cinema - Opera national de Paris - Orange Studio - RTS
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

罪人たち
【なんだなんだ、一体なんだこの映画!?】世界騒然、異常な大絶賛! 悪魔的超ヒット作がついに公開
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

観客から絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス