本物のエクソシスト!世界初、悪魔祓いの現場を映したドキュメンタリー公開
2017年8月13日 13:00
[映画.com ニュース] 世界で初めて“悪魔祓い”の現場を公開したドキュメンタリーで、第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で最優秀作品賞を受賞した「悪魔祓い、聖なる儀式」が、11月に公開される。このほど、秘儀の一端を映した予告編がお披露目された。
日本で悪魔祓いといえば、「エクソシスト」(1973)などのホラー映画が想起されるが、キリスト教圏では、今でも神父への“悪魔祓い”の依頼が絶えない。本作では、ホセ・ルイス・ゲリン「工事中」の脚本家助手などを務めた新鋭監督フェデリカ・ディ・ジャコモがシチリア島の有名なエクソシストのカタルド神父に密着。神父のもとには現代医療が効かず、悪魔に取り憑かれたと信じる人々が殺到する。外部に開かれることのなかった秘儀“悪魔祓い”の現場に初潜入し、人間と悪魔の臨場感あふれる衝撃のせめぎ合いを映し出す。
「悪魔祓い、聖なる儀式」は11月よりシアター・イメージフォーラムで公開。