【コミコン2017】会場周辺は無料スポットが充実!チケットなしでも楽しめる
2017年7月25日 14:00

[映画.com ニュース] 米サンディエゴで毎年7月に開催されるポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」。趣味の共通するファン同士が集い、クリエイターやアーティストたちと交流できるイベントは、近年、ハリウッドのメジャースタジオが豪華スターを引き連れ期待の新作をアピールする場として、ますます注目を集めている。そのためチケットの入手は困難を極めるが、メイン会場のサンディエゴ・コンベンションセンター周辺には、チケットがなくても楽しめる無料スポットが充実している。

今年、オフサイトのイベントで最も話題だったのが「ブレードランナー 2049 エクスペリエンス」。傑作SF「ブレードランナー」の続編の世界観を体験できる施設だ。酸性雨が降りしきる近未来のロサンゼルスが再現されているのだが、ネオン輝く退廃的な街並みだけでなく、怪しげな住民たちが徘徊する徹底ぶりで、来場者を映画の世界へといざなう。
VR体験にトライできるほか、コンセプトアートや撮影で使用した小道具・衣装が展示されており、見ごたえたっぷり。うどんの試食でハリソン・フォード演じるリック・デッカードの気分が味わえたり、ジョニー・ウォーカーの試飲ができたりと入場無料とは思えないお得感。「いままでのコミコンのオフサイトの中で一番素晴らしかった」といった声も聞こえた。

ダウンタウン中心部ガスランプ・クォーターの一角では、ストップモーションアニメの製作で知られるライカが、2009年全米公開の第1作「コララインとボタンの魔女 3Dから、昨年全米で大ヒットした「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス(原題)」まで、全作品で使用した人形を展示している。
精巧な造りを間近で観察できるだけでなく、スタッフが製作期間や撮影方法などを解説してくれる。子ども連れのファミリーが多かったのも印象的だ。

テレビシリーズもオフサイトに力をいれており、米FOXは「X-MEN」シリーズが原作の新ドラマ「The Gifted(原題)」のプロモーションとして、ミュータント遺伝子の有無を検査する「センチネル・サービス・ミュータント・テスティング・センター」を開設。その他にも、超常現象コメディ「GHOSTED(原題)」を題材にしたサバイバルゲーム風の対戦型シューティングゲーム、「スター・トレック」のパロディドラマ「The Orville(原題)」では球形のマシンがぐるぐると回転するアトラクションを用意し、今秋スタートの新作ドラマをアピールしていた。
その他にも、大ヒットサバイバルドラマ「ウォーキング・デッド」をテーマにしたゲームが楽しめる「AMC's DeadQuarters」や、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのNetflixオリジナル作品のVR体験などに長蛇の列。フェリー停泊所では船上パーティが多数開催されており、周辺一帯は連日連夜、お祭りムードに包まれていた。
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