H・フォード&R・ゴズリングが“追われる者”に…「ブレードランナー 2049」新予告公開

2017年7月19日 19:00


リック・デッカードの過去に何が?
リック・デッカードの過去に何が?

[映画.com ニュース] 傑作SF映画「ブレードランナー」(1982)の続編「ブレードランナー 2049」の最新予告が、このほど披露された。前作の主人公リック・デッカード(ハリソン・フォード)と、今作の主人公K(ライアン・ゴズリング)という、本来ならば“追う者”である2人のブレードランナーが、今度は“追われる者”となり危機的状況に陥る様子を収めている。

リドリー・スコット監督による前作は、2019年の近未来を舞台に、労働用の人造人間“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官“ブレードランナー”の追跡劇を描いた。2049年の世界を舞台にした今作では、人間とレプリカントの間にいまだ深い溝があるなか、現役捜査官のKが30年間行方不明だったデッカードを探すところから物語が始まる。

映像は、Kがある男(デイブ・バウティスタ)にデッカードの行方を問いただし、壁をぶち破るほどの格闘を繰り広げる場面からスタート。ようやく居場所を突き止めたKは、過去に何があったのかを問い、デッカードはその真相をポツリポツリと語り始める。「追われていたんだ」「誰に?」と核心に迫った時、2人は何者かの襲撃を受ける。

また、雨に煙るビルの谷間、どこまでも続くハイウェイ、荒廃した砂漠の街など、本映像では2049年の世界がより詳細に映し出される。レプリカントを製造するウォレス(ジャレッド・レト)が「彼が鍵を握っている」と意味深長に話し、ウォレスの部下である女性(シルビア・ホークス)やKの恋人と思しきジョイ(アナ・デ・アルマス)が感情を発露するシーンもあり、いまだ全ぼうの見えない物語展開に期待が高まる仕上がりだ。

ブレードランナー 2049」は、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めたドゥニ・ビルヌーブ監督がメガホンをとった。10月27日から全国で公開。

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2019年のロサンゼルスを舞台に、人間を殺したために解体処分が下された“レプリカント”と、それを追うレプリカント専門の賞金稼ぎ“ブレードランナー”を描くSF映画の金字塔的作品。

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