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萩原みのり&久保田紗友、ダブル主演作公開に充実の笑顔「この映画が大好きです!」

2017年7月16日 06:00

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二人の女子高生の心の交流を描く
二人の女子高生の心の交流を描く

[映画.com ニュース]第29回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映された「ハローグッバイ」が7月15日、全国14館で封切られ、東京・渋谷ユーロスペースで行われた初日舞台挨拶に、ダブル主演を務めた萩原みのり久保田紗友、共演の渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)、渡辺真起子岡本夏美もたいまさこ川瀬陽太、メガホンをとった菊地健雄監督が登壇した。

本作は、同じクラスでも全く交わることのないタイプの異なる2人の女子高生・はづき(萩原)と葵(久保田)が、それぞれに問題を抱えるなか、認知症のおばあさん(もたいまさこ)との出会いをきっかけに交流を持ち、ぶつかり合いながらも次第に認め合っていく姿を描いた青春映画。2015年に「ディアーディアー」で監督デビューを飾った菊地監督の長編第2作だ。

萩原と久保田にとって、もたいの存在は「私たち、本当にもたいさんのことが大好きすぎて…」と話すほど安心感をもたらしていたようだ。「カメラが回っていない時も、役同様に3人でいてくれました。商店街での撮影では、私と紗友ちゃんが『お団子が美味しそう』と話していたら、あとで買ってきてくださったんです」と萩原が語ると、もたいは「(2人が)可愛かったです。去年の今頃に撮影していたんですが、暑さを乗り越えて皆で頑張りましたね」とニッコリ。その言葉を受けて久保田は「もたいさんのおかげです。ありがとうございます」とほほ笑みかけていた。

「普段は自分が出ている作品を客観的に見れない」という萩原は「完成した作品を見た時、良い意味で監督に裏切られました。脚本を読んだ段階でこうなると思っていなかったんです。今回は初めて見た時から客観的に見れて、すごく素敵な作品に主演という形で出させてもらったんだなと感じました」と感動の面持ち。そして「見終わってすぐに幸せだなって思えて。それが皆さんにも伝わると思います。私、この映画が大好きです! 皆さんにも『(この作品が)好きだな』って思えてもらえたら幸せです」と語っていた。

一方、久保田は渡辺(真)が発言した「短距離走のような現場」という言葉を引用しつつ「すごく濃密な時間でした。ダブル主演の相手がみのりちゃんで本当によかった」と告白。もたいら実力派キャストとの共演、そして撮影が行われた16年初夏のうだるような暑さも「作品に影響しているなと思えます。撮影当時、私が16歳だったからこそ生まれる感情も含め、全てがあったからこそできた作品です」と話していた。

急遽舞台挨拶に飛び入り参加した川瀬は、長年付き合いのある菊地監督に対して「成長していると思います。菊地君はずっと助監督だったのに、気づいたら“監督さん”になってるなと。皆さんのおかげだね」と愛あふれるメッセージを送った。そして本作を「ある種の“ドキュメント”」と説明。「主演の2人がかけがえのない時に撮った作品。多分10年後に見たら、自分がなんでこんな風にやっているのかと感じるほど、無我夢中でやっていたと思う。そのような“ドキュメント”が映っている希有な作品です」と菊地監督の新たな船出を祝した。

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