「ワンダーウーマン」北米興収、「バットマン vs スーパーマン」超えDC映画No.1に
2017年7月12日 21:30
[映画.com ニュース]パティ・ジェンキンス監督、ガル・ギャドット主演「ワンダーウーマン」の北米興行収入が、DCエクステンデッドユニバース(DCEU)作品のトップに輝いたと、米エンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。
DCEUは、DCコミックスに登場するキャラクターを描く映画作品群、およびそれらが共有する物語世界のこと。ザック・スナイダー監督の「マン・オブ・スティール」(2013)に始まり、これまでに「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(16)、「スーサイド・スクワッド」(16)、「ワンダーウーマン」が劇場公開された。
6月2日に全米公開された「ワンダーウーマン」は、他の3作品に比べスタートダッシュでは劣ったももの、クオリティの高さがクチコミで広がり好成績をキープ。同誌によれば、DCEU作品のこれまでの最高北米興収3億3036万ドル(「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」)を超え、3億3490万ドルに到達。今後も順調に記録を延ばしていきそうだ。なお、世界興収は6億7068万ドルと、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の8億7326万ドルには届いていないが、日本を含めまだ封切られていない市場が存在するため、逆転の可能性も十分にありうる。
「ワンダーウーマン」は8月25日に全国公開。