ハリウッド俳優たちのストライキ回避 米俳優組合が労働条件の改善に成功
2017年7月10日 08:00
[映画.com ニュース]米俳優組合(SAG-AFTRA)が、ハリウッドのスタジオを代表する映画テレビ製作者連盟(AMPTP)と新たな契約条件で暫定的に合意し、ストライキが回避されたと、米ハリウッド・レポーターなどが報じた。
両者は、5月31日(現地時間)からから更改の交渉を開始。6月30日の契約満了までに合意には至らず、米俳優組合はストライキの可能性をほのめかしていたが、3日間の契約延長を経て7月4日早朝、暫定的な合意に達した。
新たな3年契約では、組合員の最低賃金が初年度は2.5%、翌年と翌々年は3%ずつアップ。定額制動画配信作品へのロイヤリティ率がアップしたことに加えて、ロイヤリティの支払い開始時期は従来の1年後から90日後に短縮された。さらに、スタントコーディネーターやエキストラの賃金のアップや、組合の年金制度への支援率などの条件がまとめられている。
ちなみに、米脚本家組合、米監督組合はすでにAMPTPと合意に至っているため、約16万人の組合員を有する米俳優組合が暫定的な合意に至ったいま、ハリウッドでのストライキは完全に回避されたといえそうだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー