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ジェフ・ミルズの音楽が“狂気”を彩る!井浦新×瑛太「光」特報公開

2017年7月4日 06:00

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井浦新&瑛太が迫真の演技!
井浦新&瑛太が迫真の演技!
(C)三浦しをん/集英社 (C)2017「光」製作委員会

[映画.com ニュース] 井浦新瑛太が共演した大森立嗣監督作「光」が11月25日に公開されることが決定し、あわせて特報映像が完成した。テクノの巨匠ジェフ・ミルズによる疾走感あふれる音楽が流れるなか、役に扮した井浦&瑛太、そして共演の長谷川京子橋本マナミのただならぬ“狂気”が垣間見える仕上がりだ。

原作は「まほろ駅前多田便利軒」「舟を編む」などで知られる三浦しをん氏が、徹底して人間の闇に焦点を当てた同名小説。東京の離島・美浜島に住む中学生・信之は、交際中の同級生・美花を守るために罪を犯してしまう。その翌日、島を大災害が襲い、信之、美花、幼なじみの輔と数人のろくでもない大人だけが生き残る。25年後、妻子とともに暮らす信之(井浦)の前に輔(瑛太)が現れ、秘密を握っていることをほのめかす。

お披露目された特報では、平凡なサラリーマンに見える信之、そして卑しい笑顔を浮かべる輔ら主要登場人物の姿を映し、ミルズの切り裂くような音楽をきっかけに、映像の雰囲気は一転する。信之の幸福そうな家庭の情景に続くのは、彼と妖しく寄り添う美花(長谷川)の姿、そして海子が何者かと激しい情事にふけっている様子が描かれている。

音楽が一層激しさを増すと、冷たい表情で輔の首を締め上げる信之をとらえた衝撃的な場面が映し出され、そして「暴力で傷ついたら、暴力で返すしかないんだよ」という信之の静かな狂気を感じさせるセリフも確認できる。25年前に罪を背負い“人間のふりをして生きてきた”男女4人の運命がどのような展開を迎えるのかが気になる内容になっている。

映画「光」は南果歩平田満も共演。11月25日から東京・新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国で公開される。

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