上戸彩「昼顔」に上海ファン熱狂!斎藤工は空港で警備員に怒られる
2017年6月19日 05:00
[映画.com ニュース] 中国で開催中の第20回上海国際映画祭の「2017上海・日本映画週間」に招待された上戸彩主演作「昼顔」が6月17日(現地時間)、会場であるマジェスティックシアターで公式上映され、上戸と斎藤工、メガホンをとった西谷弘監督が舞台挨拶に立ち、場内を埋め尽くしたファンから喝さいを浴びた。
「昼顔」ブームは、日本からイタリア、として中国へ。4月にイタリアで開催されたウディネ・ファー・イースト映画祭に出品された同作は6月10日、全国313スクリーンで封切り。平日も女性層を中心に安定した興行を展開しており、17日までの8日間で観客動員67万6000人、興行収入8億9400万円を記録。そして中国をはじめ韓国、台湾での配給も決定している。
17日に浦東(プードン)空港に到着した上戸、斎藤が目の当たりにしたのは、2人の到着を待ち構えていた現地のファン500人以上の熱烈な歓迎。手作りのうちわや横断幕を目にした2人は、サインや写真撮影に快く応じていた。その後、上海オペラハウスで行われるレッドカーペットアライバルにドレスアップして参加し、斎藤は持参したハンディカムビデオでその様子を撮影していた。
上映チケットが発売された瞬間に完売したという舞台挨拶では、ファン約1200人の大歓声を浴びながら登壇した2人。満面の笑みを浮かべる上戸は、中国語で「今日はここに来られて嬉しいです。この映画が、皆さまの良い思い出となりますよう願っています。ありがとうございます!」と挨拶した。そして、「先ほどレッドカーペットを歩かせて頂きましたが、今まで映画祭に参加する機会に恵まれることがあまりなかったため、この作品でイタリアだけじゃなく、今回の上海に来られた事が本当に嬉しいです」と思いを語りかけた。一方の斎藤も、不倫を題材にしている事に触れ「このテーマの本作が日の目を浴びること自体が奇跡です。でも映画は国境を超える手段です。この作品に込めた思いを、内側から感じてもらえることを祈っています」と語った。
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