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母への愛を胸に“巨人”が歩む「いつも心はジャイアント」予告編&場面写真を入手

2017年6月18日 12:00

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ゴールデン・ビートル賞で3冠を獲得!
ゴールデン・ビートル賞で3冠を獲得!
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[映画.com ニュース] スウェーデンのアカデミー賞といわれるゴールデン・ビートル賞で作品賞、脚本賞、メイクアップ賞の3冠に輝いた「いつも心はジャイアント」の場面写真と予告編を、映画.comが入手した。頭骨が変形する難病を患った青年リカルドが、球技「ペタンク」との出合ったことで、人生に希望を見出していくさまを切りとっている。

本作は、精神を病んだ母と離れて暮らすリカルド(クリスティアン・アンドレン)の日常を、リアリティあふれるドキュメンタリータッチで描いた人間ドラマ。母に会うこともできず、特異な容姿から差別の目にさらされてきたことで、自らを“巨人化”した不思議な世界を空想するようになったリカルド。やがて、目標の球に金属製のボールを投げ合って得点を競うスポーツ「ペタンク」に打ち込むようになったことで、人生は一変。親友や大勢の仲間を得たリカルドは「ペタンク」北欧選手権での優勝を目指し始める。

長編デビューを飾ったヨハネス・ニホーム監督が、自らの実体験を基に「さまざまに異なるアウトサイダーたちと、彼らを取り囲むコミュニティとの関係」をテーマにした物語が展開。公開された場面写真は、リカルドがスウェーデンの美しい街並みを自転車で疾走する様子や、「ペタンク」の競技中に仲間とハイタッチを交わしたり、真剣な表情でボールを握っているさまをとらえている。

リカルドが北欧選手権へ向けて奮闘する姿が続く予告編では、障がいのために上手く話すことができない彼の心象風景もとらえている。「巨人のように強くなれたら――。」「巨人のように大きくなれたら――。」と願うリカルドは、空想の世界では家屋をまたげるほどに巨大化。地響きを鳴らしながら歩き、やがて母のもとを訪れる光景から、リカルドの肉親への揺るぎない愛を感じる。

いつも心はジャイアント」は、8月19日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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