ニール・ブロムカンプ監督、「エイリアン5」消滅で「第9地区」続編に着手か
2017年6月13日 12:00
[映画.com ニュース] 「エリジウム」「チャッピー」のニール・ブロムカンプ監督が、出世作「第9地区」の続編の構想があることを明らかにした。
ブロムカンプ監督は、「エイリアン5(仮題)」の企画開発に携わっていたが、リドリー・スコット監督が先頃、シリーズ最新作「エイリアン コヴェナント」の取材の席で、「エイリアン5」はすでに消滅していると告白。米The Vergeがブロムカンプ監督に電話で直撃取材すると、「(企画は)完璧に死んでしまった」と返答があったそうだ。「あの映画にはものすごく長い時間を費やしたし、とてもクールな映画になったと思う。でも、政治的な理由で、ボツになってしまった」という。
さらに、ブロムカンプ監督は「第9地区」の続編の構想があることを告白。「あの物語世界で映画をつくる計画がある。再びあの世界に戻り、WETAと一緒に映画をつくるのはクールだと思うよ」と、長編デビュー以来すべての作品で協力体制にあるデザイン&SFX工房WETAとのコラボレーションを示唆した。
「エイリアン5」が消滅したことを受け、ブロムカンプ監督は新たな製作会社「Oats Studios」を設立しており、自身のアイデアをもとに実験的な短編映画をコンスタントにYouTubeで発表し、評判のいい作品を長編映画化する予定だ。「第9地区」も、短編映画「Alive in Joburg(原題)」をもとにしていることから、Oats Studiosの短編映画から次のヒット映画が生まれる可能性はありそうだ。
なお、「エリジウム」や「チャッピー」の続編をOats Studiosで製作する可能性ついては、「おそらくないだろう」と回答。「それを実現するためには、権利を持つスタジオとやりとりをしなければいけない。このスタジオの目的は完全に独立して、好きなことをやることだから」と説明した。
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