バットマン俳優アダム・ウェストさん死去 ベン・アフレック、バル・キルマーらが追悼
2017年6月12日 16:00

[映画.com ニュース] 1960年代にテレビシリーズ「バットマン」に主演して人気を集めた米俳優アダム・ウェストさんが6月9日夜(現地時間)、白血病のため米ロサンゼルスで他界した。88歳だった。
米バラエティによれば、ウェストさんの家族は、「私たちの父はいつもブライトナイト(ユーモアのあるバットマン)であることを自覚していました。また、ファンたちにポジティブな影響を与えたいと願っていました。父はこれまでも、これからも私たちのヒーローです」と声明を発表した。
ウェストさんは、米ABCで66年に放送スタートしたアクションコメディ「バットマン」で主人公ブルース・ウェイン/バットマン役を演じ、ドラマはサプライズヒットを記録。ウェストさんの演じるバットマンは、60年代ポップカルチャーのアイコンとなった。68年に番組終了後は、俳優として「バットマン」のイメージを払拭できずに苦労したが、FOXのアニメ「ファミリー・ガイ」でアダム・ウェスト市長役の声優を務め、若いファンにも親しまれた。
ウェストさんの訃報に、多くのスターがTwitterで追悼コメントを寄せている。映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、新作「ジャスティス・リーグ」でバットマン役を演じているベン・アフレックは、「アダム・ウェストはヒロイズムを実証して見せた。優しくて楽しくて、あらゆる点において素晴らしい男だった。私たちに手本を示してくれてありがとう」とコメント。映画「バットマン・フォーエヴァー」(95)に主演したバル・キルマーは、「親愛なるアダム・ウェスト。彼は会えばいつもとても親切だった。本当の紳士だった」と書き込んだ。
また、「ファミリー・ガイ」の制作総指揮・声優で、大ヒットコメディ映画「テッド」の監督・声優でも知られるセス・マクファーレンは、「『ファミリー・ガイ』は市長を亡くし、私は友人を亡くした。アダム・ウェストは楽しい仕事仲間で、いつもそばにいたいと思わせる人だった。彼の前向きさ、優しさ、遊び心は誰もが認めるところで、番組の収録に彼が現れるとその場が大きなエネルギーに包まれた。彼はコメディを、人間らしさというものを熟知した人だった」と明かしている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ