ダイアン・レイン15年ぶりに来日!最新作の“核”は「日本の方々ならわかるはず」
2017年6月7日 05:00

[映画.com ニュース]巨匠フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが80歳にして初長編劇映画監督を務めた「ボンジュール、アン」のジャパンプレミアが6月6日、TOHOシネマズ日本橋で行われ、エレノア監督と、キャストのダイアン・レインが舞台挨拶を行った。レインにとって、日本を訪れるのは約15年ぶりのこと。「私にとって特別な場所。これから何度も足を運びたいと思っています」と久々の来日に笑顔を浮かべていた。
世界的な映画監督の夫や、女性監督として活躍する娘ソフィア・コッポラ、脚本家・プロデューサーのロマン・コッポラといった“映画一家”を支えてきたエレノア監督が、自身の体験を基に脚本を執筆。映画プロデューサーの夫を持つ妻・アン(レイン)を主人公に、夫婦の物語を紡いだ。マイケルをアレック・ボールドウィンが扮するほか、俳優・監督・脚本家のアルノー・ビアールが、仏カンヌからパリへ向かう夫婦と旅をともにするマイケルの仕事仲間役を演じる。
本作のモチーフとなったのは「実際に体験したフランス人男性との旅行」だと明かしたエレノア監督。「私たちの人生はコンピュータや電話など、あらゆるものによって忙殺されています。その旅の中でゆとりを持つ喜びを感じたんです。私にとっては“目覚め”のような体験。(本作に)自分が得た感動を反映したいと思ったんです」と語った。さらに登場するキャラクターについて「(“映画一家”に囲まれた)私にとっては身近にいる人物ばかり。私が知っている映画人たちをカリカチュアライズしたんです」と続けていた。
エレノア監督からオファーを受けた際には「心からワクワクした」というレインは、邦題の「ボンジュール、アン」がお気に入りの様子。「タイトルに演じるキャラクターの名前が入っている部分が可愛いし、ユーモアを感じます。アンが旅の道中で経験する“目覚め”という点も表していますよね」と理由を説明し、本作について「(アンが)未来や過去に縛られず、今この瞬間を生きようと思う物語」と語っていた。
フィクション初挑戦となったエレノア監督が、6年間も資金集めに奔走し、夫・コッポラ監督のサポートを受けて完成させた本作。「エレノア監督というひとりの女性を祝福する作品に参加できたことをとても嬉しく思っています」と思いの丈を述べたレインは、エレノア監督が本作に込めた“ポエトリー”な要素を「日本の方ならきっとわかってくれると思います」と集まった観客に言葉を投げかけていた。
「ボンジュール、アン」は、7月7日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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