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向井理、企画・出演映画に俳句での感想続々「先人に思いはせるのもいいかな」

2017年6月4日 20:15

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企画から完成まで7年を費やした向井理
企画から完成まで7年を費やした向井理

[映画.com ニュース] 俳優の向井理が企画・出演した映画「いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)」の感想を俳句で発表するイベントが6月4日、都内のホールで行われた。

向井が、自費出版した祖母・芦村朋子さんの手記の映画化を熱望して実現した作品で、「今、このタイミングでできたことに大きな意味がある」と力説。イベントは、祖父の吾郎さんが辞世の句のような一句を朋子さんに遺していたエピソードがあったことから実施され、高浜虚子のひ孫に当たる俳人の星野高士氏が監修を務めた。

星野氏は、「映画を見て涙を流すことを忘れていたが、ジワジワきて3回泣いた」と映画を絶賛。「客観的に見て、50句はつくれる。季節もけっこう変わるし、どのシーンに思いを託すか」とアドバイスしながら数句を品評。自らも「向ひ合ふ 千の谺(こだま)や 大夏野」と、向井と朋子さん役を演じた尾野真千子の名前の1字を入れ夫婦の愛情の深さをうたった句を詠みプレゼントした。

企画から完成まで7年を費やした向井は、俳句という独特な形での感想の数々に感激の面持ちで「僕の家族ということではなく、祖母の時代は皆すべからく苦労していた。そういう場所と同時に思い出を少しでも形として残したかった。先人たちがそういう時代を乗り越えてきたからこそ、今の自分たちがいるということに思いをはせるのもいいかなと思う」としみじみ。だが、星野氏から「今度、句会やりませんか?」と誘われると、「ちょっと勉強します」と恐縮していた。

いつまた、君と 何日君再来」は、戦前から戦後の混乱期に翻ろうされながらも日本人としての誇りを失わず、家族を守り抜いた夫婦の実話を描く感動作。6月24日から全国で公開される。

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