【速報レポート】「アバター」テーマランドでディズニー×キャメロンのスペクタクル体験!
2017年5月26日 12:00

[映画.com ニュース] ジェームズ・キャメロン監督のメガヒット作「アバター(2009)」の世界観を楽しめるテーマランド「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」が、米フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドに完成。5月27日(現地時間)のオープンに先駆け、そのスペクタクルな世界を映画.comがいち早く体験してきました!
映画は、衛星パンドラでの人類と先住民ナヴィ族との戦いを描き、世界興行収入歴代No.1記録を樹立したSFアクション巨編。同作で地形や生態系、歴史から文化まで星を丸ごと一つ創造したキャメロン監督と、その製作会社ライフストーム・エンタテインメント、そしてディズニーが協力して完成させたのが「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」です。世界のディズニーテーマパークの中で最も広い「ディズニー・アニマルキングダム」内に誕生。人類とナヴィ族との長い戦いが終わりを迎え、数世代を経たパンドラで、ユニークな自然や文化に触れることができちゃいます。

橋を渡って“パンドラ”に足を踏み入れると、そこはエキゾチックな植物が生い茂る熱帯雨林。さらに進むと、映画の「ハレルヤ・マウンテン」を彷彿とさせる「天空に浮かぶ山」が出現します。空中に高くそびえる岩山は圧巻。“パンドラ百景”があったら絶対に選ばれそうな風景に目が釘付けです。下から見上げたり、アトラクション待ちの列から眺めたり、どの角度から見ても、一体どうやって浮かんでいるの? と好奇心がくすぐられます。ちなみに、「ヴァレー・オブ・モアラ」と呼ばれるこのエリアは、エコ・ツアリズムグループ「アルファ・セントーリ・エクスペディション(ACE)」の協力により、ナヴィと人間が平和に共存するエリアなんだとか。こういった設定も、リアリティを生み出すのに一役買っています。

劇中に登場する特徴的な植物はもちろんのこと、鬼軍曹が操縦していたメカ兵器と同型のAT-99や、貴重な資源を求めてナヴィに戦争を仕掛けたRDA社のロゴなど、あの「アバター」の世界にいるんだと感じさせるアイテムがあちこちに。それでいて、人類の科学的なテクノロジーと、ナヴィのスピリチュアルな文化が混ざり合った、見たことがあるようで初めての景色が広がっています。そう、ここで探検できるのは、“未来”のパンドラ。なので、映画の大ファンだけでなく、未見の人も夢中になれるはず!

アトラクションは2つ。ボードに乗ってパンドラの神秘をゆったりと旅する「ナヴィ・リバー・ジャーニー」と、マウンテン・バンシーに乗って空を飛び回る4Dアトラクション「アバター・フライト・オブ・パッセージ」です。どちらもパンドラの世界により深くのめり込める内容で大興奮。詳しくは後日、レポートをお届けしますのでお楽しみに!

ディズニーリゾートのキャストといえば、素敵な思い出づくりに欠かせない存在。「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」でも、同じことが言えます。“科学者”が植物について解説してくれたり、“パンドラ生まれの青年”が歴史について教えてくれたり、まるで初めての土地を旅しているみたい。地元の人々との交流は、旅の醍醐味のひとつ。特別な思い出をより奥深いものにしてくれます。

明るい日差しに映える青々とした密林もきれいですが、パンドラは夜が格別なんです。色とりどりの植物が光を放ち、昼間とは一味違う幻想的な美しさは、息をのむほど。どこもかしこもフォトジェニックな風景ばかりで、最後は「まだ帰りたくない!」と思わずにはいられませんでした。
今回、ディズニーが誇るクリエイター集団“イマジニア”のひとり、マット・ベイラー氏に話を聞くことができました。映画のワンシーンを忠実に再現するというより、ゲストたちが「パンドラにやってきたんだ!」と思えることを大切にしたそう。「いかに自然に、リアルに見えるか」にこだわり、細部まで作り込むことに挑戦した、と語ってくれました。ここでゲストたちを待っているのは、主人公ジェイクが体験したようなアドベンチャー。かつてない臨場感の3D映画として話題を呼んだ同作の、あの興奮がグレードアップしてよみがえります。

ドラマティックな物語をつむいできたジェームズ・キャメロン監督と、マジカルなイマジネーションを届け続けるディズニーとのコラボレーションは、究極のスペクタクル。細部のディテールから全体のスケールまで、予想をはるかに上回る体験が楽しめました。キャメロン監督がディズニーのイマジニアたちと毎日連絡を取り合いつくり上げたクオリティの高さに脱帽です。2020~25年に公開予定の続編4部作への期待も高まりつつあるいま、スクリーンでは味わえない壮大な世界観を実際に肌で感じられる「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」は大きな話題を呼ぶこと必至です。
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