広瀬すず&菅田将暉、宮野真守の助言受け公開アフレコ「爪あと残す!」
2017年5月25日 13:30

[映画.com ニュース] 岩井俊二監督の傑作ドラマをアニメ映画化する「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の公開アフレコが5月25日、都内のスタジオで行われ、声優を務めた広瀬すず、菅田将暉、宮野真守が出席した。
テレビドラマとしては異例といえる日本映画監督協会新人賞に輝いた名作を、「モテキ」「バクマン。」の大根仁の脚本、「魔法少女まどか☆マギカ」 「〈物語〉シリーズ」の新房昭之が総監督を務めアニメ映画化。“夏休みのある1日”を幾度も繰り返すなかで、中学生の少年少女がたどり着く運命を描く。「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」という話題でクラスメイトが盛り上がるなか、典道は思いを寄せるクラスのアイドル・なずなに「かけおち」しようと誘われる。
なずな役の広瀬と典道役の菅田は、公開アフレコは初めて。実際のアフレコは16年4月に終了しており、広瀬は「菅田さんとは初共演で、宮野さんとは2回目。同じシーンが1番多いのも菅田さんなので、どんな雰囲気なのかなと思った。正面を向いてやるわけではないので、変に力が入ってドギマギしていたのですが、宮野さんがいてくださったので心強かったです」と宮野がムードメーカーになったことを明かした。
一方、アニメ声優初挑戦の菅田は「だんだん初体験って減ってくるもので。今回オーディションだったんですよ。『勝ち取ってやったぜ』と思った(笑)。瑞々しい中学生は、今やっておかないとできない。後々できなくなるなという思いもあった」と出演が決まった際の心境を語ったが、隣の宮野が典道の同級生を演じたことに気づき「あ、そんなこともないのか。宮野さん……、おいくつですか?」。これに対し、宮野は「今33歳です。33歳で中学生をやっております」とドヤ顔を決めた。菅田が「じゃあ俺もあと10年くらい」と意欲をのぞかせると、宮野は「アニメーションの世界においでませ」と声優業に“勧誘”していた。
さらに菅田は、アフレコを「すごく楽しかったです、皆さんと集まって録ったので。大先輩のお2人に助けていただいた」と述懐。宮野は、広瀬と菅田の演技を「フレッシュでしたね。ピュアなオーラを発する2人と、一緒にお芝居ができると喜びを感じながらやりました」「あと(菅田は)すごく真面目。監督にも『何かあったら言ってくださいね』と前向きに収録に臨んでいらっしゃった」と称賛した。広瀬も「(菅田の演技が)すごかったです」と絶賛すると、菅田は「もっと言って。もっと言って」とささやき、笑いを誘った。
いよいよアフレコに挑戦ことになり、2人へのアドバイスを求められた宮野は、「思いきりやった方がいいよ!」とニッコリ。「はい!」(菅田)、「爪あとを残します!」(広瀬)と意欲満々だったが、菅田は映像と声がずれてしまい、スタッフから「典道のタイミングが早かったです」という指摘が入った。菅田が「はい! すみません! 本当に反省しております! 今後このようなことは、ないように」と全力で謝ると、場内は大爆笑だった。「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は8月18日から全国公開。
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