“バツイチの父”浅野忠信が家族と向き合う「幼な子われらに生まれ」場面写真を入手
2017年5月13日 07:00

[映画.com ニュース] 浅野忠信と田中麗奈が初共演した映画「幼な子われらに生まれ」の劇中カットを、映画.comが先行入手した。浅野演じるバツイチ子持ちで再婚した中年サラリーマン・信と、彼を取り巻く人々との多種多様な関係性が浮き彫りになっている。
直木賞作家・重松清氏が1996年に発表した小説を実写化した本作は、信と妻の奈苗(田中)の関係性を軸にしたヒューマンドラマ。奈苗の連れ子、信の前妻・友佳(寺島しのぶ)と実子、そして奈苗が新たに授かった命をめぐり「家族とは何か?」という普遍的なテーマを模索する。「繕い裁つ人」「少女」の三島有紀子監督がメガホンをとり、小説発表時から重松と映画化の約束を交わしていたという荒井晴彦が脚本を担当している。
場面写真では、信が再婚した奈苗や2人の連れ子たちと過ごしている日常の風景をとらえている。ソファーでゆったりとくつろいでいる姿や、子ども用のベッドで次女を笑顔で抱きしめる様子から、信が充実した日々を送っていることがうかがえる。一方で、父親としての責務から逃れ、カラオケ店でひとりタバコをふかしているシーンも切りとっている。
前妻の友佳を優しく抱き寄せている信を写した1枚は、回想シーンをとらえたもの。やがて離婚に至ってしまった2人だが、その温和な表情から愛に満ちた日々を送っていたことがわかる。また、DVを働いていた奈苗の前夫・沢田(宮藤官九郎)と会話をしているカットも。長女・薫(南沙良)の「ほんとうのパパに会いたい」という願いを聞き入れて仕方なく顔を合わせることになった信だが、眉間にしわを寄せた表情からも、沢田に対して侮蔑を含んだ感情を抱いていることが伝わってくる。
「幼な子われらに生まれ」は、8月26日から東京・テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
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