上戸彩&斎藤工「昼顔」現場で“バーバー上戸”開店 女性スタッフをおもてなし
2017年5月11日 20:00
[映画.com ニュース] 禁断の不倫を題材にし、人気を博した連続ドラマの後日談を映画化した「昼顔」の完成披露試写会が5月11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の上戸彩、斎藤工、伊藤歩、平山浩行、メガホンをとった西谷弘監督が舞台挨拶に立った。
キャスト陣に「撮影のエピソードは?」と質問が寄せられると、斎藤は「“バーバー上戸”を開いていました」と回答。現場の女性スタッフをねぎらうために行っていたそうで、「僕がヘア担当で、上戸先生はメイク担当」と説明し、上戸も「どんどん皆さん寝られなくなって、お肌もボロボロ、きれいだった前髪も目にかかってしまっていったり。なのでメイク台に1人ずつ呼び出して、座ってもらっていました」と振り返る。一方で斎藤は「とにかく髪を巻きたい。女性に限らず、男性でも髪の長い人であれば巻きたい」と独特の衝動を告白し、「でもひとつの形しか巻けないので、皆『THE ALFEE』の高見沢俊彦さんみたいな髪型になっていきます」と苦笑していた。
また一同は、口々に斎藤の“優しさ”に言及する。第19回伊ウディネ・ファーイースト映画祭で現地入りした時のことを振り返り、上戸は「(現地で収録した)番組のなかで、ピアスを買ってもらいました。『買って?』と言ったら、くれたんです」とニッコリ。斎藤は「カメラが回っていたので、番組予算がカバーするのかなと思ったら、一切(カバーしてくれなかった)」とこぼしたものの、上戸が「お気に入りになっています」と語ると、満足げな表情を浮かべていた。
物語は、不倫関係に陥り破局した主婦・木下紗和(上戸)と高校教師・北野裕一郎(斎藤)が再会し、新たな禁断の恋に身を投じる姿を描く。ドラマから約3年を経て映画化されたことについて、上戸は予想だにしていなかったといい、「連ドラでは出し切りましたし、続編の話を何度か頂いて嬉しかったですが、そういうモードになれなかった時期もありました。それでも声をかけて頂いたスタッフさんに感謝します」と述べていた。
「昼顔」は、6月10日に全国で公開。
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