マドンナの伝記映画をユニバーサルが権利獲得
2017年5月11日 18:00

[映画.com ニュース] 製作前の優秀脚本を選ぶ2016年版“ザ・ブラックリスト”で1位に選出された、歌手マドンナの伝記映画「ブロンド・アンビション(原題)」の映画化権を米ユニバーサル・ピクチャーズが獲得した。
エリーズ・ホランダーが執筆した本作は、1980年代の米ニューヨークを舞台に、女性は消耗品と考えられていた音楽業界で、マドンナがファーストアルバムのリリースにこぎ着けるまでの葛藤と、その当時のロマンスを描いている。作品のタイトルは、マドンナが90年に行ったコンサート「ブロンド・アンビション・ツアー」からとったもの。このツアーは、ジャン=ポール・ゴルチエのデザインによるコーン型ブラジャーの衣装をはじめ、セックスと宗教をテーマにした演出が世界的に物議を醸したが、興行面で大成功を収めた。
米ハリウッド・レポーターによれば、ホランダーはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアシスタントを務めた人物で、今回の作品が脚本家デビュー作となる。
ちなみに、マドンナ本人はこの映画に許可を出していないようで、4月25日、インスタグラムに80年代の自身の写真を投稿し「私が知っていること、見てきたことを知る人は他にいない。私の物語を伝えられるのは私だけ。他の人が伝えようとしても、それはペテン師で愚か者。努力することなく、手軽に満足感を得ようとしている。これは私たちの社会に巣食う病気よ」と書き込んでいる。
映画「ブロンド・アンビション」は、ブレット・ラトナーのラットパック・エンターテインメント、マイケル・デ・ルカ・プロダクション、ベルビュー・プロダクションが製作する。

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