岡本喜八監督「肉弾」、寺山修司脚本「初恋・地獄篇」など4作品が初ブルーレイ化
2017年5月10日 00:00

[映画.com ニュース] 非商業的な芸術映画を製作・配給したことで知られるATG(日本アート・シアター・ギルド)から発表された、故岡本喜八監督の「肉弾」(1968)、「近頃なぜかチャールストン」(81)と、故寺山修司が脚本を務めた「初恋・地獄篇」(68・羽仁進監督)、「サード」(78・東陽一監督)が、デジタルニューマスター版で初ブルーレイ化され、DVDも再発売されることが決定した。
「肉弾」は、第2次世界大戦で特攻隊員となった21歳の“あいつ”の1日限りの休日を通じ、戦争の愚かさをコミカルなタッチで切なく紡いだ名作。「近頃なぜかチャールストン」は、岡本監督の「今、もし、『肉弾』の“あいつ”そして、『独立愚連隊』(59)の隊員が生きていたらどうしただろうか」という発想を基に、非行中年グループと婦女暴行未遂を犯した非行少年の奇妙な交流を描いた。
「初恋・地獄篇」は、性が氾濫する大都会に生きる若者を題材にし、公開当時センセーショナルな作品として話題を呼んだ。「サード」は、少年院の教官だった作家・軒上泊の小説「九月の町」を原作に、寺山が脚色。ともにドキュメンタリータッチの青春映画となっている。
「肉弾」「近頃なぜかチャールストン」は7月12日、「初恋・地獄篇」「サード」は8月16日に発売。ブルーレイは各5800円(税抜き)、DVDは各3800円(税抜き)。
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