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満島ひかりの歌声が儚い恋模様を彩る「海辺の生と死」予告編

2017年5月9日 12:00

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満島ひかりが奄美島唄を披露
満島ひかりが奄美島唄を披露
(C)2017 島尾ミホ/島尾敏雄 / 株式会社ユマニテ

[映画.com ニュース] 満島ひかりが約4年ぶりに単独主演を果たした、映画「海辺の生と死」の予告編が完成した。太平洋戦争末期の奄美群島を舞台に紡がれる儚い男女の恋模様を、満島が歌う島唄が切なく彩っている。

小栗康平監督によって映画化もされた島尾敏雄氏の私小説「死の棘」に、同氏の妻である島尾ミホ氏の小説「海辺の生と死」や敏雄氏による短編小説「島の果て」などの内容を織り交ぜて実写映画化。奄美のカゲロウ島で暮らす国民学校の教師・大平トエ(満島)と、突然海軍の特攻艇隊隊長に任ぜられた朔中尉(永山絢斗)が惹かれあっていく様を描く。トエはミホ氏、朔は敏雄氏をモデルにしている。

予告編では、撮影を行った奄美大島・加計呂麻島(かけろまじま)の美しい自然をとらえながら、トエと朔の出会い、そして恋の芽生えを活写。軍歌よりも島唄を覚えたがる軍人らしくない朔に心を許していくトエは「今夜、浜辺にきてください」と書かれた手紙を受けとると、駆け足で海へ。激しい波音が響く浜辺で2人は互いへの愛を確認しあう。続いて、トエと朔の幸せそうな生活が描出されていくが、戦争という過酷な現実の影響で2人の日常に暗雲が立ちこめる様子を映し出している。

抑揚のきいた奄美言葉で役を熱演する姿が印象的な満島。歌い上げる奄美島唄は“内地の男との恋は必ず女に涙をもたらす”という悲しい世界観を有しているものだ。「ついてはいけないでしょうか たとえこの身がこわれても 取り乱したりいたしません」という叙情的なテロップも相まって、先行きの見えない恋に身を投じていくトエと朔の姿から目を離せなくなってしまう。

海辺の生と死」は、満島と永山のほか、津嘉山正種井之脇海川瀬陽太らが共演し、「アレノ」で監督デビューを果たした越川道夫がメガホンをとっている。7月29日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。

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