坂本浩一監督、溝端淳平が使う“破裏拳”はブルース・リーがベース!
2017年5月8日 17:00

[映画.com ニュース] タツノコプロが1974年に発表した人気テレビアニメを実写映画化した「破裏拳ポリマー」の公開を記念し、メガホンをとった坂本浩一監督にゆかりのある作品を上映する「東京特撮&アクションフィルムフェスティバル」が5月7日、東京・角川シネマ新宿で開催され、坂本監督と「破裏拳ポリマー」に出演した出合正幸と人見早苗が出席した。
溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜らが顔をそろえた本作。拳法“破裏拳”流の達人でもある探偵・鎧武士(溝端)が、重火器を無効化し、単体で軍とも渡り合えるという特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」を身につけて悪と戦うさまを描く。
上映されたのは、坂本監督が手がけた「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ」と、坂本監督が「この映画があったからこそ今の僕があると言っても過言ではない」と語るジャッキー・チェン主演作「ドランクモンキー 酔拳」。坂本監督は、この2作品と「破裏拳ポリマー」の関連性について、「『破裏拳ポリマー』はあえて1970~80年代の昭和チックな雰囲気を出しており、『破裏拳ポリマー』のアニメを見ていた人が楽しめるような雰囲気を出しました。場所もちょっと懐かしい感じのする無国籍感を意識し、ジャッキー・チェンのカンフーと仮面ライダーの特撮を盛り込んだ作品になりました」と解説した。
「破裏拳ポリマー」の見せ場となる“破裏拳”については、坂本監督自らが型を考案。「今回、破裏拳という流派を新たに作るにあたってブルース・リーのジークンドーをベースに脚色しました。スポーツは基本的に利き手を後ろにして構えるのですが、中国拳法などは利き手を前に構えるので、そういったところを意識して参考にしました」(坂本監督)と語り、出合と人見をまじえてアクションの実演を行った。3人のキレのある動きに、客席からは大きな拍手が巻き起こった。
イベントでは、出合が「女性を撮る時のこだわり方が半端なくて、男を撮るときに比べてカット数も倍近くかかっています(笑)」と坂本監督のこだわりを明かし、坂本監督は「男性も女性も同じだけ愛情を込めて撮ってますよ(笑)」と返すやり取りも見られた。
「破裏拳ポリマー」は、5月13日から全国公開。
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