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メキシコ代表作「ノー・エスケープ」で存在感発揮!コワモテ俳優が語る“悪役の演じ方”

2017年4月28日 18:00

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「ウォーキング・デッド」でも存在感を発揮
「ウォーキング・デッド」でも存在感を発揮
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[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞外国語映画賞メキシコ代表に選ばれたサバイバル劇「ノー・エスケープ 自由への国境」で、主人公モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)らを追いつめる謎の男サムを怪演したジェフリー・ディーン・モーガンのインタビュー映像が、公開された。

ゼロ・グラビティ」のオスカー監督アルフォンソ・キュアロンと、同作で共同脚本を務めた息子ホナス・キュアロンが再タッグを組んだ本作。舞台は、メキシコとアメリカの国境付近。モイセスと15人のメキシコ人が、アメリカへ不法入国しようとしたさなかサムに突如として狙撃され、摂氏50度の砂漠で命の危機にさらされる。

ウォッチメン」や人気ドラマ「ウォーキング・デッド」で知られるモーガンは「サムはただの悪いヤツに描かれていたが、なぜ悪いヤツなのかもわからないし、冷血な殺人者として存在していた。僕がやりたかったのは、このキャラクターにもっと肉付けしたい、複雑にしたいということだったんだ。今まで悪役を演じてきたが、いつもなぜその役がこの状況に置かれているのか(考える)。共感できる必要はないけれど、なぜ彼がこんなにもひどいことをしているのか理解できる一端はあるはずだ」と幾多の悪役を演じてきたからこその目線で語る。

映画ではモイセスとサムが砂漠を舞台に壮絶な戦いを繰り広げるが、撮影隊も劇中同様に過酷な環境に苦しんだ。「映画が我々に課した最大のハードルは肉体的な大変さとロケ地だね。ロケ地まで毎日2時間運転して、何もないところで無数のカットを撮影したんだ。徒歩で移動し、機材もかついで運んだ。スタッフはすごかったね。誰もけがしなかったのが信じられないくらいだよ。岩をよい形にするために削ったりもしたんだ」。

サムの相棒として登場する飼い犬トラッカーも本作で大きな役割を果たすが、「トラッカー役は3匹の犬が務めたが、特に一緒の仕事が多かったのは“クラック”だ。生後9カ月の本当にかわいいジャーマンシェパードでね。デビュー作だと思うけれど、素晴らしい演技だったよ。同じような演技を繰り返さない。だからいつも今度のシーンはどう演じるのかとても気になっていたのさ。撮影が続くに連れて僕を信頼してくれて、それがいくつかのシーンにも出ていると思うから本当によかった」と白い歯を見せて笑っている。

ノー・エスケープ 自由への国境」は、5月5日から全国公開。

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