木村拓哉、福士蒼汰らが女子高生のお悩み相談に真剣回答
2017年4月25日 18:32
同作は、累計発行部数750万部を超える沙村広明氏の人気コミックが原作。意に反して不老不死の体になった侍が、妹の面影を持つ少女の敵討ちを助けるという異色時代劇だ。木村演じる主人公が不死身(ふじみ)であることにひっかけて、富士見高校でのイベントを開催。三池監督が新入生に向け特別講演を行うとの触れ込みで、生徒は体育館に集められた。
「夢はなかなか叶わない。何かを目指すよりも、目の前のことをコツコツやることが大事。自分も映画監督になるとは思わなかった。この映画がその究極で、こんな豪華キャストになるとは思わなかった。思ってもみないことって、起こるんですよ。そんなことをみなさんに体験してほしい」と三池監督。この言葉の後に、木村らキャストが入場すると、生徒たちからは黄色い歓声、拍手が沸き起こる。
壇上にあがった木村は「不死身と富士見。字は違うんですけども、こういう機会は滅多にない。これも何かの縁です。(富士見高校は)先生と生徒がいいコミュニケーションを取っていることが分かる。中にはやんちゃなやつがいるもんだけど、バカはいねえなあ。みんな、やることが見つかっているんだなあ」と話して、生徒たちを喜ばせた。
イベントはあらかじめ寄せられた質問に、三池監督、キャストが答えるという形で進行。「進路が決まっていないのですが、どうすればいいのか」との2年の女子生徒の質問に、木村は「何か好きなことはないの? ゲーム? なら、ゲームを作っちゃえばいいじゃん。うちら全員応援するよ」とエール。「担当の先生を目当てに陸上部に入部したけども、先生がいない時にモチベーションが上がらない」との女子生徒の悩みを聞くと、その生徒、担当教諭、さらには部長まで前に呼んで、恋? の真剣な相談も。
女子生徒から、一際歓声を浴びていたのは、福士だ。演劇志望の女子生徒には、木村、満島がポスターで壁を作って、女子生徒を相手に“壁ドン”の実演するというサービスぶり。「失敗した時の立ち直り方は?」と聞かれた杉咲は、「私、寝ると、忘れちゃうんです。(コツは)お風呂、寝る、ごはん。回鍋肉です」と出演CMにひっかけて、盛り上げた。また、人見知りする、という女子生徒の悩みに、満島は「まずは挨拶をきちんとすること。それができない大人も多い」と真剣な表情で語った。
生徒たちにとっての夢のような約30分は、あっという間。その締めに挨拶に立った木村は「三池組の一員として映画に参加しました。俺の力が……とか、存在感が……とか思っちゃうと、それは勘違い。僕らは一人では何もできない。周りの人がいるから、自分たちがいる。芝居したり、闘うことができるんだ」と、チームワークの大切さを力説していた。
「無限の住人」は4月29日から全国公開。
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