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ボストン爆弾テロ事件の現場にいた日本人、「パトリオット・デイ」を見て「とてもリアル」

2017年4月18日 12:00

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当時の記憶を明かす
当時の記憶を明かす

[映画.com ニュース] 2013年に発生した米ボストンマラソン爆弾テロ事件の犯人逮捕までの102時間を描く「パトリオット・デイ」の特別試写会が4月17日、東京・千代田区の日本記者クラブで行われ、事件当日に大会に出場していた日本人ランナーの梅松瞳氏が出席した。

ローン・サバイバー」や「バーニング・オーシャン」(4月21日公開)のピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグがタッグを組み、記憶に新しい惨劇の裏側を映画化。13年4月15日。毎年“パトリオット・デイ”(愛国者の日)に開催され、50万人の観衆を集めるビッグイベントであるボストンマラソンで、突如大爆発が発生。朝から警備に駆り出されていた殺人課の刑事トミー(ウォールバーグ)たちは、容疑者に浮上した“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”の捜索に奔走する。

爆発が起こった瞬間、梅松さんは約30キロ地点を走っていたといい「突然、私たちが走る横をパトカーや救急車がものすごい勢いで走り去り、何か起こったのだろうかと思った。急にバリケードが設置され、レースの中断を告げられました」。その後、事件に関する情報が入らないまま、近くのボストン大学で3時間近く待機を余儀なくされたという。

「やっと解放されたのは夜の6時か、7時くらい。ボストン空港近くのホテルに宿泊していたが、公共の交通機関がすべてストップしてしまい、あちこちに検問もあり、ゼッケンを見せないと通してもらえなかった。最終的には、大会ボランティアの方が運転する車に乗せていただきました。普段なら、海外で知らない男性の車に乗ったり、絶対にしないんですが……」と生々しく当時を回想する。

ボストンマラソンは世界で最初に始まった市民マラソンとして、歴史と伝統があり、国内外のランナーにとっては大きな目標。梅松氏は翌14年の大会にも出場し「現地の皆さんが『来てくれてありがとう』という歓迎ムードでした。走りながら、町が1つになっているのを感じ、とても印象に残っている」と振り返った。

映画については「直接、爆発の現場にいたわけではありませんが、映画を見ていて、心拍数が上がってしまい、すこしつらい気持ちになりました」。現在は医師として働いており、「医療のシーンもとてもリアルに描かれていると思います。1人1人のヒューマンドラマを感じました」と話していた。

パトリオット・デイ」は、ケビン・ベーコンジョン・グッドマンJ・K・シモンズミシェル・モナハンら実力派キャストが脇を固める。6月9日から全国公開。

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