カンヌ映画祭公式ポスター、C・カルディナーレの体型を加工! 本人がコメント
2017年4月4日 12:00

[映画.com ニュース] 今年で70回目を迎えるカンヌ国際映画祭のオフィシャルポスターが3月29日(現地時間)に公開され、ビジュアルに起用された女優のクラウディア・カルディナーレの画像が加工されていると物議をかもしている。
使用された画像は1959年に撮影されたもの。ポスター画像のカルディナーレの体型は、オリジナルの写真よりも細く加工されている。仏ル・モンド紙は、「クラウディア・カルディナーレは完璧ではないのか? どうやらそのようだ。彼女は細くなっていて、足は縮んでいる」と伝え、仏リベラシオン紙は「クラウディア・カルディナーレは一回転しただけでドレスのサイズを落とした」と皮肉まじりに紹介している。
この騒動を受け、カルディナーレ本人がAFP通信に声明を発表。「この画像に施された芸術的な作業について、私からのコメントはありません。このポスターは、私自身を表現することを超越し、ダンスや飛翔を表現しているからです。この画像は光の効果を強調し、私を夢のキャラクターにするためにレタッチされました。これは昇華です。現実主義的な概念はここにはなく、フェミニストとしても、女性の体型への攻撃は見当たりません。世界ではほかに議論すべき重要な事柄が起こっています。これは映画に過ぎないんですよ。そのことを忘れないでおきましょう」と呼びかけている。
同映画祭は、過去にも女性に対する差別が問題視されている。2012年には、コンペティション部門に女性監督作品が少ないという理由で女性団体から批判を受け、15年には、ハイヒールを履いていなかった女性がレッドカーペットを歩くことを拒否されたという目撃情報が広まり、女優たちがあえてフラットシューズで登場する抗議活動を行うまでに発展した。
第70回カンヌ国際映画祭は、5月17~28日に開催。
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