日本初上陸「レゴランド」に潜入!1700万ピース使用のオブジェ&ジオラマに注目
2017年3月31日 18:00
[映画.com ニュース]人気ブロック玩具「レゴ」の世界を体感できる屋外型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」が、4月1日に愛知・名古屋にオープンします。約1700万ピースのレゴブロックを使用した精巧なオブジェ&ジオラマや、非日常の体験ができる潜水艦式アトラクション「サブマリン・アドベンチャー」など、見どころ盛りだくさん。世界では8カ所目、日本では初となる同パークを映画.comが、一足早く体験してきました!
映画.comが訪問した3月21日は、冷たい雨が降りしきるあいにくの天気。それでも、最寄りの金城ふ頭駅周辺は来場者でごった返していたので、その注目度の高さは折り紙つきです。レゴランドのファサードにたどり着くと、工員の格好をしたミニフィグたちが、「LEGOLAND JAPAN」のロゴ看板を工事中。粋な演出です。
レゴランドは「アドベンチャー」「ナイト・キングダム」「レゴ・シティ」など7つのエリアに、40以上のアトラクションが点在しています。眼前に広がるレゴブロックをかたどったカラフルな建造物や、シャレがきいたポップな装飾の数々はイマジネーションにあふれ、「子どもたちを心ゆくまで楽しませよう」という思いをビンビン感じます。
アトラクションは世界各地のレゴランドで高い人気を博したものだけを集めており、いわば同ランドの面白さをギュッと凝縮しています。レゴランド・ジャパンのプロモーションを担う和久井ひろみさんに話を聞くと、オススメのアトラクションは、アドベンチャーエリアにある「サブマリン・アドベンチャー」だそうです。
生きた魚が泳ぐ水槽を“潜水艦”でめぐっていくもので、世界では日本を含め3カ所にしかないという非常にレアなアトラクション。「非日常的な世界を、5分の間、子どもも大人も楽しめる点がとても魅力的です」と、身を乗り出して力説してくれました。
パークのいたるところに、レゴでつくられた精巧なオブジェがあります。使用されたブロック総数は約1700万ピース、レゴモデルは約1万体。1700万ピースとは、7616型・428ピースの赤いバケツに換算すると約3万9720箱分です。巨大な首長竜、カラフルな模様のゾウ、木箱を掲げるサル、壁から飛び出すシルクハットをかぶったサメ、宙に浮く蛇口など、至近距離で見ないとブロックだと判別できないオブジェの数々。それらをたどって徘徊するだけでも楽しめます。
約500種類のジオラマが並ぶ「ミニランド」も必見です。名古屋城、通天閣、金閣寺、東京スカイツリー、浅草寺など、日本各地の名所をレゴブロックで再現。「ゴジラ」や「ウルトラマン」の特撮作品に紛れ込んだかのような気持ちや、鳥のように俯瞰した気分を味わえる完成度、充実のラインナップです。
パークの出入り口付近には、「ビッグ・ショップ」というアジア最大級のショップが。お菓子など定番はもちろん、レゴ製品が壁際までびっしりと並ぶさまは圧巻です。他店で売り切れていたり、取り扱いがない商品も入手できるそうなので、お土産として非常に喜ばれるでしょう。現在、同店でしか買えない限定のレゴ製品はないようですが、今後、徐々にアイテムを増やしていくとのことです。
レゴモデルのつくり方を教えてくれる「レゴ・クリエイティブ・ワークショップ」や、自分で組み上げた車でレースできる「ビルド・アンド・テスト」など、楽しみながら想像力を養うことができるアトラクションが多く存在します。また、各アトラクションの絶叫やホラーなどの刺激的要素は控えめで、和久井さんによると、プレオープンの来場者からは「安心して子どもが楽しむ姿を見られて、本当に良かった」という声が多く寄せられるそうです。
2018年内にホテルと水族館が併設される予定で、オープン前からさらなる広がりを計画しているレゴランド・ジャパン。レゴ社はミッションに「ひらめきを与え、未来のビルダーを育もう」、ビジョンに「未来の遊びを発明しよう」を掲げています。その文言どおり、子どもが遊びながら学べる“知育”の側面を持つアトラクションがあり、家族連れも安心して1日過ごせる名古屋の“新名所”と言えそうです。東京ディズニーランド、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに比肩できるか、そして子どもたちのあこがれの地となれるのか、開業後の動向に注目です。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。