子育て奮闘中の寺島しのぶ、ジャクリーン・ケネディのプロデュース力を絶賛
2017年3月28日 15:30

[映画.com ニュース] ナタリー・ポートマンがジョン・F・ケネディ元米大統領夫人ジャクリーン・ケネディに扮した「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」の公開記念イベントが3月28日、都内で行われ、女優の寺島しのぶが三連のパールネックス&真紅のスーツという“ジャッキースタイル”で登場した。ジャクリーンが愛用し、劇中にも登場するピアジェの高級時計(同モデル)も身につけており「このスタイルは女性にとってはたまらないですよね。ピアジェの時計に関しては、着用前と後では印象が全く違います。品があってとってもフィットする。本当に素敵な仕上がりです」とうっとりしていた。
パブロ・ラライン監督がメガホンをとった同作は、1963年11月22日に起こったケネディ大統領暗殺事件によって、“ジャッキー”の愛称で親しまれたジャクリーン(ポートマン)の人生が一変していくさまを描く。ひと足早く作品を鑑賞した寺島は「女性のたくましさ、したたかさ、そして生命力をひしひしと感じました。“ジャッキー”自身のいやらしさも浮き彫りにしているので、作り手の強い決意が伝わりましたね」と感想を述べていた。
寺島は、主演のポートマンについて「“ジャッキー”のファッション、しゃべり方、歩き方を全部研究されたことがわかる圧倒的な演技」と驚きを隠さない。「『レオン』出演時から注目はしていましたが、要所要所ですごく良い仕事をつかむ女優さんですよね。彼女の女優としての仕事の選び方が素晴らしいと思います」と語っていた。
日仏ハーフの長男・眞秀(まほろ)くんが5月に歌舞伎役者デビューすることから「(本作は)今見るべくして見た映画だと思うんです」と寺島。「“ジャッキー”はケネディ大統領の妻であり、プロデューサー。彼女ありきのケネディだと思う」と絶賛し、劇中で描かれる“ジャッキー”の姿に自身の現在を重ね合わせて鑑賞していたようだ。「暗殺事件以降の“ジャッキー”の存在感、そして亡くなった夫を世間から忘れさせないために仕掛けた様々な働き。私自身も、眞秀が表に出る立場になるため『どういうことを彼にしてあげたらいいのか』『何をしてあげられるか』と日々考えているんです」と告白した。
「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」は、3月31日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。
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