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18年ぶりの兄妹“再会”倍賞千恵子、“分身”さくら像完成に感激「お兄ちゃん、もう寂しくないよ」

2017年3月25日 14:10

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除幕式に出席した山田洋次監督と 倍賞千恵子
除幕式に出席した山田洋次監督と 倍賞千恵子

[映画.com ニュース] 映画「男はつらいよ」シリーズで倍賞千恵子が演じたさくらの銅像が完成し3月25日、東京・柴又駅前で倍賞、山田洋次監督も出席しての除幕式が行われた。

同所には1999年に、旅に出る寅さんをイメージした「フーテンの寅」像がお目見え。それから実に18年。「妹のさくらがいてほしい」という多くのファンの要望に応え、寅さんと目を合わせる形で「見送るさくら」像が登場し、倍賞は「銅像ができるというお話をいただいたのが2年くらい前。映画からも随分時が流れて、なんか自分の妹がいるみたいな感じ。私の分身なので、感動に胸打たれています」と感激の面持ちで語った。

製作に際し、山田監督が2人のやりとりなどを新たに脚本として書き下ろし、その文面も台座に刻まれた。「僕も寅さんの銅像ができた時からさくらにいてほしいと思い続けていたので、本当にうれしい。対になっている銅像は珍しいから、ますます柴又を訪れる人が多くなってくれればいいね」と相好を崩した。

倍賞は、銅像の製作現場にも足を運んだそうで、「ちょっとあごが出っ張っていますよ」「頭の形はラッキョウみたいな感じで」などとリクエストしたという。さらに左足に「さくら」、右足に千恵子の「千」の字を自ら刻んだ。

「柴又に来ると、今もお兄ちゃんがひょろっと出てきそう。今頃は、どこを旅しているのかしら。お兄ちゃん、もう寂しくないよ」と寅さん像に向かって呼びかけた倍賞。山田監督も、「さくらは、いつも見送っていたからね。やっぱり寅さんがいる街なんだよ。迷惑を掛けながらも、皆に許されて生きている。こういう古くて良い街のたたずまいがいつまでも守られ、長く続いてほしい」としみじみ話していた。

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