異能の少女がもたらすのは希望か、絶望か「ディストピア」特報を先行入手
2017年3月17日 11:00

[映画.com ニュース] M.R.ケアリーのベストセラー小説を映画化した「ザ・ガール・ウィズ・オール・ザ・ギフツ(原題)」が、「ディストピア パンドラの少女」の邦題で7月1日から公開されることが決定。また、500人を超えるオーディションを勝ち抜いた新進女優セニア・ナ二ュアを写したポスタービジュアルや劇中カット、特報を、映画.comが先行入手した。
大ヒットドラマ「SHERLOCK シャーロック」シリーズ内の「三の兆候」を手がけたコーム・マッカーシー監督による本作は、パンデミックによって人類の大半が凶暴な“ハングリーズ”と化してしまった近未来を舞台にしたSFスリラー。イングランドの田舎町では、ウィルスに感染しながらも思考能力を持ち続ける“セカンドチルドレン”を対象に、全世界を救うワクチンをつくりだすための研究が進行。ある日、他の“セカンドチルドレン”とは異なる知能を持つ奇跡の少女・メラニー(ナ二ュア)が現れたことで、研究は新たな展開を迎える。
公開されたポスタービジュアルは、顔面マスクを着用したメラニーの横顔をとらえたもの。メラニーを演じたナ二ュアは、本作での演技が高く評価され、シッチェス映画祭で女優賞を獲得したほか、英国インディペンデント映画賞、ロンドン批評家協会賞、エンパイア賞などで新人賞にノミネートされた逸材だ。「彼女は人類の希望か。絶望か。」というコピーが添えられ、メラニーの存在が人類の未来を左右することを暗示させている。

予告編では、謎めいた施設でメラニーが起床する場面から始まる。慣れた手つきで車いすに乗ると、軍人たちに頭と足を拘束されてしまう異様な光景に続き、教室のような場所に移動したメラニーは同様の措置がとられた“セカンドチルドレン”の仲間たちと共に授業に臨む。厳重な監視下に置かれた“セカンドチルドレン”たちの日常が不穏な空気をかもし出し、そして車いすに乗って屋外に出たメラニーの眼前に“世界の終わり”とも言えるような不気味な世界が広がっている様子も映し出される。
「ディストピア パンドラの少女」は、7月1日から東京・新宿バルト9ほか全国順次公開。
(C)Gift Girl Limited / The British Film Institute 2016
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