トム・ヒドルストン&ブリー・ラーソン、GACKTオススメのゴールデン街に興味津々
2017年3月16日 13:30
[映画.com ニュース] 「GODZILLA ゴジラ」の製作陣が再結集し、猿王キングコングの起源を描く超大作「キングコング 髑髏島の巨神」に出演したトム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンが来日し3月15日、東京・TOHOシネマズ新宿前の特設ステージで行われたジャパンプレミアに参加した。日本語吹き替え版で声優を務めたGACKTと佐々木希も駆けつけ、集まった約1200人のファンから大歓声を浴びた。
1973年、未開の島・髑髏島(どくろとう)を訪れた調査遠征隊が、コングをはじめ島に巣食う巨大生物たちと遭遇し、決死のサバイバルに挑む。「アベンジャーズ」から「ハイ・ライズ」まで幅広く活躍するヒドルストンは隊のリーダーである傭兵コンラッド、「ルーム」のオスカー女優ラーソンは戦場カメラマンのウィーバー、ジャクソンは調査隊を護衛する米兵を指揮するパッカード中佐にそれぞれ扮する。全米では3月10日に封切られ、初登場1位、オープニング興行収入6100万ドルの大ヒットスタートを切った。
会場前のゴジラロードには全長120.1メートルにもおよぶオレンジカーペットが敷かれ、今回が初来日となるヒドルストンをはじめキャストが到着すると、ファンたちは一目見ようと柵から身を乗り出しパニック状態に。来日キャストは寒空をものともせずサインや記念撮影に快く応じ、予定時間をオーバーしても献身的にファンサービスに努めた。特設ステージに登壇したキャスト陣の後ろに巨大なコング像が登場すると、ヒドルストンとラーソンは口をあんぐり開け、ジャクソンは嬉々とした表情でスマホ撮影を始めるなど大興奮。ヒドルストンは「温かい歓迎に感謝します。アリガトウゴザイマス(日本語)! ゴジラの下に立てて光栄だよ」とTOHOシネマズ新宿のゴジラ像を見上げて挨拶。「日本の方は優しくて温かくて、日本食もおいしい! スシとサシミを食べたよ」とほほ笑んだ。
「楽屋でちょっと話しました。近くで見ると改めていい男。こんなに間近で見る機会はそうない」とヒドルストンにすっかり魅了されたGACKTが「今夜、東京でどこか行きたいところはある? ゴールデン街とかはどうかな」と英語で話しかけると、ラーソンが「そこ聞いたことあるわ! 行きます、行きたい!」と反応し、場は和やかな雰囲気に包まれた。そんなラーソンに、佐々木が撮影で大変だった点を尋ねると「毎日10時間も走りまくってスタミナ維持が大変だったわ。マラソンをやっているみたい。でも、愛情を込めて作ったから見てほしい」とニッコリ。肩を露出したドレスを着たラーソンの体調を心配したジャクソンが上着を着せるなど、絆の強さを披露していた。
「キングコング 髑髏島の巨神」は、3月25日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。