上白石萌音、「ラ・ラ・ランド」劇中歌を熱唱!LA留学の夢膨らむ
2017年3月15日 14:34
「セッション」で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼル監督がメガホンをとり、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演を務めたミュージカル映画。売れない女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるゴージャスでロマンチックな歌とダンスで描く。
この日は、上白石が、劇中歌「Audition(The Fools Who Dream)」を歌う一幕もあった。生演奏に合わせて、高らかに歌い上げた上白石は「素敵な機会をいただきまして。この映画の大ファンなので、足がふるえています。ファンとして、ヒットを祝う場所にいられて光栄に思います」と大感激。司会に「“モネ・ストーン”バージョン」と言われると、「やめましょう(笑)」と恐縮していたが、「夢の中にいるような感じ。映画も夢のある世界ですが、見た自分も夢が叶った」「映画館で、生のストリングスとキーボードで歌わせていただくなんて、後にも先にもない経験かもしれない。本当にぜいたく」と興奮気味に語った。
本作は、第89回アカデミー賞で史上最多タイとなる14ノミネートを受け、チェゼル監督が史上最年少で監督賞を受賞したほか、ストーンの主演女優賞など計6部門でオスカー像を獲得するなど、賞レースを席巻した。上白石は、「新しいのに、クラシカルな映画を彷彿させる感じもある。新しいミュージカル映画だなと思いました」とニッコリ。「私は女優として何年かやらせてもらっているので、オーディションに何回も行って、何回も落ちてというシーンでは、おこがましいですが(自分と)重なるようなところもあった。夢見る人に寄り添うような、でも大人っぽく、包んでくれるような作品。夢も現実も美しいんだなと教えてくれた作品です」と、本作の魅力を熱弁した。
本作、そしてミュージカル映画への思いを熱く語った上白石。「今後の夢」を問われると、「アメリカに留学したいという夢があって。するならLAにしたいって思っていたんです。だからカルフォルニアの大学を調べたりしていて、その最中に『ラ・ラ・ランド』を見た。あんなに素敵な景色を見せられてしまったら、『これは絶対に行こう』と。だから今はカルフォルニアに留学するのが夢です。LAでショーを見たり、あとは(本作の)聖地巡礼をしたいです!」と夢を膨らませた。
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