ジョン・ル・カレ新刊でジョージ・スマイリー26年ぶりに復活
2017年3月14日 12:00
[映画.com ニュース] スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの新刊「A Legacy of Spies(原題)」で、“伝説のスパイ”ジョージ・スマイリーが26年ぶりの復活をとげることが明らかになった。英テレグラフ紙が報じている。
ジョージ・スマイリーは、1974年に出版された「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の映画化となる「裏切りのサーカス」(2011)でゲイリー・オールドマンが演じた、ル・カレ作品を象徴する名キャラクター。91年の長編小説「影の巡礼者」以降、作品に登場することはないと思われていただけに、ファンにとっては嬉しいサプライズと言える。
版元が発表したリリースによれば、物語はスパイ稼業を引退後、イギリスの片田舎で隠遁生活をおくっていたスマイリーの元同僚ピーター・ギラムのもとに、秘密情報部(MI6)から手紙が届く。ロンドンに戻るよう命じられたギラムは、冷戦時代を知らずに育ったため冷戦そのものに懐疑的なMI6の若手官僚たちが、スマイリーらと冷戦下に携わった一連の諜報活動の再調査を開始したことで、過去の亡霊と対峙することになる。
65年の「寒い国から帰ったスパイ」に始まり、「ロシア・ハウス」(90)、「ナイロビの蜂」(05)、「誰よりも狙われた男」(13)など数々の映画化作品に加え、ミニシリーズ「ナイト・マネジャー」が第74回ゴールデングローブ賞でトム・ヒドルストンの主演男優賞を含む3部門に輝くなど、映画・テレビ界でも今なお根強い人気を誇るル・カレ。待望の新刊「A Legacy of Spies」は9月7日、ペンギン・ブックス傘下の英Viking Pressから出版される。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー