みうらじゅん&いとうせいこうの映画版「ザ・スライドショー」裏話に場内大爆笑!
2017年2月18日 22:40

[映画.com ニュース] みうらじゅんといとうせいこうの人気イベント「ザ・スライドショー」をドキュメンタリー映画化した「みうらじゅん&いとうせいこう 20th anniversary ザ・スライドショーがやってくる!『レジェンド仲良し』の秘密」が2月18日、全国16館で公開初日を迎え、2人が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に立った。「昨日ここで『マグニフィセント・セブン』見た」「でっかい水晶を拾ったんですよ」と脱線トークを展開するみうらに対し、待ってましたとばかりに便乗するいとう。終始マイペースなトークを繰り広げて、観客を笑いの渦に巻き込んでいた。
「ザ・スライドショー」は、みうら、いとう、スライ(スライド機)からなるユニット「Rock'n Roll Sliders」が1996年から開催しているトークセッション。みうらが全国各地で撮影した“おバカ”な写真をスライド機で投影、いとうが絶妙なツッコミを入れて観客の笑いを誘うステージで、映画は16年に行われた「ザ・スライドショー13 みうらさん、体育館かよ!」の模様を中心に構成されている。
「タイトルわかりにくいよね、この映画」と元も子もない発言をするみうらに、いとうは「タイトルつけたのはみうらさんでしょ」とツッコミ。副題となった「『レジェンド仲良し』の秘密」は、みうらが人生初めてインフルエンザになった時に思いつき、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を元ネタにしたようだが「『アズカバンの秘密』だと勘違いしてたんだよね」とうっかりミスをぶっちゃけていた。
2人は観客と一緒に作品を鑑賞していたようで、みうらは場内から「すすり泣きが聞こえました」と述懐。いとうは「聞こえた? 風邪じゃないの?」と切り返したが、あえてスローモーションを使用したシーンに言及すると一転し「スローモーションにすれば人は大体泣くからね」と独自の持論を披露。さらに、みうらは「人は最終的には死ぬんだなっていう、仏教的なテーマ」が含んでいると冗談交じりに語り、笑いを誘っていた。
この日は“初日式典”と称して、みうらのマイブームのひとつであるテープカットを実施。「いろんな場所で切ってきましたね。大体仏像の展覧会」と振り返る2人は、私物のハサミで楽しそうにカットを行った後、観客と記念撮影。2人は「力強く、馬鹿っぽくポーズをとってほしい」「調子に乗っている感じがほしいですね」と細かな指示を出し、場内を盛り上げていた。
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